モスカート・ダスティとは? わかりやすく解説

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モスカート・ダスティ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/02/15 06:21 UTC 版)

モスカート・ダスティ
DOCG Asti
制定年月日 1977年11月14日  
ガッゼッタ・
ウッフィチャーレ番号
20/01/1978,
n 20
収穫量(ブドウ/ha 100 q
最大収穫量 75.0%
ブドウの自然アルコール度数 10.0%
ワインの最低アルコール度数 11.0%
最低乾燥エキス分 15.0‰
製造用に許可されたブドウ品種
出典:Ministero delle politiche agricole

モスカート・ダスティ (Moscato d'Asti) は、イタリアのピエモンテ州において白ぶどうであるモスカート・ビアンコ種を用いて作られる微発泡のワインで、1993年にDOCGに認定された。産地はアスティ地域であり、行政的にはアレッサンドリア県アスティ県クーネオ県で生産されたものが認定されている。

元々は地元での消費を目的に家族経営規模の小規模ワイナリーで生産されている事が多く、イタリア国外への出荷量は少なかったが、近年は国際的にも認められて生産量、海外への輸出量ともに増加している。

名称の「モスカート」とはマスカット (ブドウ)の事であり、ダ・アスティすなわち、アスティ地域のマスカットで作られたワインという意味である。 果汁に含まれる糖分の多くがアルコールに分解されてしまう前に発酵を止めるので、結果としてアルコール分は抑えられて飲み口は甘くなる。

類似のワインとしては、「モスカート・ダスティ」と同じモスカート・ビアンコ種のぶどうを用いて大量に生産される発泡ワインの「アスティ・スプマンテ」が有名である。

性質や特徴

  • : 麦わら色、黄色味は強いまたは薄い、輝くような透明。
  • 芳香: モスカートの芳香と特徴的な香り。
  • : 甘く芳香があり、モスカートの特徴。時折活発な発泡。

おすすめの組み合わせ

一般的には甘く、アルコール度数も5〜6%程度と低いので、単体で清涼感のある飲み物として楽しまれたり、甘いものと一緒にデザートワイン的な飲み方をされる事が多い。

最近ではチーズやサルーミと組み合わせるか、または一般的な塩味のメイン料理とも合わせる。




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