メダルウィナーズ・オープンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > メダルウィナーズ・オープンの意味・解説 

メダルウィナーズオープン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/27 00:10 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

メダルウィナーズオープン英語:MEDAL WINNERS OPEN)は、2012年より国際スケート連盟(ISU)の公認で行われるフィギュアスケートにおけるプロアマ混合の国際大会。

概要

  • 選手の出場資格としてオリンピック世界選手権ヨーロッパ選手権四大陸選手権グランプリファイナルの5大会においてメダルを授与された選手のみ出場資格が与えられる。尚、メダルを獲得した選手であれば、プロでもアマチュアでも出場が可能である。
  • 男女別にシングル6名ずつで争われ、男子は3分30秒、女子は3分のフリープログラムにて競技を行う。
  • 競技会のため、採点はISUの採点法に準じ、上位3名にはメダルも授与される。ジャッジはISUから派遣された9人編成とする。

ルール説明

  • ウェルバランスプログラムによる演技には、各スケーターによるより芸術性を重視したものを期待する。
  • 女子シングルの演技時間は3分、男子の演技時間は3分30秒とし、10秒間の増減が可能。
  • ジャンプエレメンツは2回転以上を3つまで。うち1つはコンビネーションまたはシークエンスでもよい。コンビネーションは2つのジャンプからなるもの。シークエンスに含むジャンプの数に制限はないが、難易度の高い2つの得点を採用する。演技後半のジャンプには1.1の係数を掛ける。
  • スピンはアブリビエーション(略記号)の異なるスピンを3つまで。
  • 1つのコレオグラフィック・シークエンス。
  • 如何なるボーカル入り音楽も許される。
  • 特殊照明を入れた中での演技が可能。
  • イス、机、ピアノなどの使用は不可、帽子、剣、杖、傘等の使用は可。使用可能な小道具を氷上に落下させた場合の減点はない。
  • ISUの採点方法に準じているため、いくらプロスケーターによる演技であっても、演技の要素に減点項目の対象となれば、減点となる。(2012年にフィリップ・キャンデロロが演技中に行った「バックフリップ」は減点対象となった。)

歴代大会結果

男子シングル

開催地
2012 さいたま ジェフリー・バトル カート・ブラウニング イリヤ・クーリック
2015 東京 エフゲニー・プルシェンコ 織田信成 ジェフリー・バトル
2016 門真 ジェレミー・アボット 織田信成 ジェフリー・バトル

女子シングル

開催地
2012 さいたま 荒川静香 ジョアニー・ロシェット イリーナ・スルツカヤ
2015 東京 ジョアニー・ロシェット サラ・マイアー 安藤美姫
2016 門真 ジョアニー・ロシェット カロリーナ・コストナー 安藤美姫

脚注

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「メダルウィナーズ・オープン」の関連用語

メダルウィナーズ・オープンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



メダルウィナーズ・オープンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのメダルウィナーズオープン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS