マーサル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/03 23:43 UTC 版)
ニコライ・グルーベは1999年にナーチトゥンを訪れて紋章文字の断片を発見した。この紋章文字により、グルーベはナーチトゥンが古代においてマーサルまたはマスールと呼ばれていたと考えたが、本当にナーチトゥンのことであるかはまだはっきりしない。 出所不明のヒスイの耳飾りには、マーサルがシヤフ・カックと関係が深くテオティワカンの王族と考えられる「投槍フクロウ」に従属していたことが記されている。古典期後期にはマーサルはカラクムルに従属していたが、695年にティカルがカラクムルを破ってからはティカルに従属するようになった。これらの歴史はナーチトゥンと平行している。
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