マーク・ボストン (ロック・ミュージシャン)とは? わかりやすく解説

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マーク・ボストン (ロック・ミュージシャン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/27 15:04 UTC 版)

マーク・ボストン
別名 ロケット・モートン
生誕
職業
  • ロック・ミュージシャン
担当楽器
活動期間 1968年 - 2017年
共同作業者
  • ブルース・イン・ア・ボトル
  • BC・アンド・ザ・ケイヴマン
  • キャプテン・ビーフハート・アンド・ヒズ・マジック・バンド(1968年 - 1969年)
  • キャプテン・ビーフハート・アンド・ザ・マジック・バンド(1970年 - 1974年)
  • マラード (1974年 - 1976年)
  • ザ・マジック・バンド(2003年 - 2017年)

マーク・ボストンMark Boston、1949年7月14日 - )は、アメリカ合衆国ロック・ミュージシャン。キャプテン・ビーフハートことドン・ヴァン・ヴリートが率いたキャプテン・ビーフハート・アンド・ザ・マジック・バンドのベーシストだった。

略歴

ボストンは1949年7月14日にイリノイ州セーレムに生まれた。1963年、両親に連れられてカリフォルニア州ランカスターに移住。ベーシストとして、ジョン・フレンチが結成したブルース・イン・ア・ボトルでフレンチやジェフ・コットンと、BC・アンド・ザ・ケイヴマンでビル・ハークルロードと活動した。

1968年、フレンチやハークルロードが在籍していたキャプテン・ビーフハート・アンド・ヒズ・マジック・バンドに、オリジナル・ベーシストのジェリー・ハンドレー[注釈 1]の後任として加入[1]。ヴァン・ヴリートの方針[注釈 2]に従って、ヴァン・ヴリートが彼につけたロケット・モートンRockette Morton)のステージ名で活動した。

1974年にキャプテン・ビーフハート・アンド・ザ・マジック・バンド[注釈 3]を脱退[2]。同時に脱退したメンバーとマラードを結成して、ジェスロ・タルの支援[注釈 4]を受けて制作したデビュー・アルバムMallard(1975年)発表[3]

2003年、ロケット・モートン名義でソロ・アルバムを発表。

2003年、キャプテン・ビーフハート・アンド・ザ・マジック・バンドのメンバーだったジョン・フレンチ(ボーカル、ドラムス、ハーモニカ)、デニー・ウォーリー(ギター)、ゲイリー・ルーカス(ギター)、ロバート・ウィリアムス(ドラムス)とザ・マジック・バンドを結成して、ベース・ギターを担当した。ザ・マジック・バンドは2017年までメンバー・チェンジを行ないながら、公演や録音でキャプテン・ビーフハート・アンド・ザ・マジック・バンドの楽曲を披露した。

ディスコグラフィ

ロケット・モートン

  • Love Space[4](2003年)

キャプテン・ビーフハート・アンド・ザ・マジック・バンド

オリジナル・アルバム

編集アルバム

マラード

  • Mallard(1975年)
  • In a Different Climate[5](1976年)

ザ・マジック・バンド

  • Back to the Front[6](2003年)
  • 21st Century Mirror Men[7](2005年)
  • Performing The Music Of Captain Beefheart - 1: Oxford, U.K. June 6, 2005[8](2011年)
  • The Magic Band Plays The Music Of Captain Beefheart - Live In London 2013[9](2013年)

脚注

注釈

  1. ^ アンテロープ・バレー・ハイ・スクールの卒業生で、ヴァン・ヴリートやフランク・ザッパの3学年後輩にあたる。
  2. ^ メンバー全員に自分がつけた奇妙なステージ名を名乗らせた。
  3. ^ 1970年発表の『リック・マイ・デカルズ・オフ、ベイビー』から、バンド名はキャプテン・ビーフハート・アンド・ザ・マジック・バンドになった。
  4. ^ ギタリストのマーティン・バーの家に滞在して、イアン・アンダーソンの経済的援助を受けて、アンダーソンが所有するモービル・スタジオで、ドラマーのバリモア・バーロウをゲストに迎えて、アルバムを制作した。
  5. ^ a b キャプテン・ビーフハート・アンド・ヒズ・マジック・バンド名義。
  6. ^ キャプテン・ビーフハート名義。実質はキャプテン・ビーフハート・アンド・ザ・マジック・バンド名義である。

出典

  1. ^ Harkleroad & James (2000), pp. 17–18.
  2. ^ Harkleroad & James (2000), pp. 105–106.
  3. ^ Harkleroad & James (2000), pp. 107–109.
  4. ^ Discogs”. 2022年12月19日閲覧。
  5. ^ Discogs”. 2022年12月17日閲覧。
  6. ^ Discogs”. 2022年12月14日閲覧。
  7. ^ Discogs”. 2022年12月14日閲覧。
  8. ^ Discogs”. 2022年12月14日閲覧。
  9. ^ Discogs”. 2022年12月14日閲覧。

引用文献

  • Harkleroad, Bill; James, Billy (2000). Lunar Notes: Zoot Horn Rollo's Captain Beefheart Experience. London: Gonzo Multimedia Publishing. ISBN 978-1-908728-34-0 

関連項目




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