マンウェの伝令使
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 09:50 UTC 版)
モルゴスが捕らわれると、エオンウェはベレリアンドのエルフにアマンへの帰還を勧めた。これに対しマイズロスとマグロールは、二つのシルマリルをかれらに引き渡すようエオンウェに求めた。かれら二人はシルマリルの作り手であるフェアノールの息子であったからである。エオンウェはシルマリルに対するかれらの権利は、その悪行によって消滅したことを告げた。フェアノールの息子たちはエオンウェの陣を襲い、シルマリルを奪ったが、エオンウェはかれらを追跡しなかった。二人がシルマリルを手にすると、宝玉はかれらの手を焼き、一つは地の底に、一つは海に失われた。
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