マルテンサイト系耐熱鋼
13%クロムステンレス鋼に代表されるクロムを12~13%含むステンレス鋼は、焼き入れすることによってマルテンサイト組織となり硬化させることができる。この鋼は、耐食鋼のみならず耐熱鋼としても優れ、蒸気タービンなどに用いられているが、モリブデン、バナジウム、ニオブなどを添加して、650℃までの高温強さを著しく強化した耐熱鋼である。蒸気タービン、ガスタービンの動翼、翼車などに使用されている。
参照 オーステナイト系ステンレス鋼マルテンサイト系耐熱鋼
martensitic heat resisting steels |
焼入してマルテンサイト組織にした後、焼戻しして使用される耐熱鋼。約550℃以下において、オーステナイト系及びフェライト系と比較して強度が高い特長をもつ。 |
マルテンサイト系耐熱鋼と同じ種類の言葉
耐熱鋼に関連する言葉 | 耐熱鋼 オーステナイト系耐熱鋼 マルテンサイト系耐熱鋼 フェライト系耐熱鋼 析出硬化系耐熱鋼 |
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