マルク・タイマノフとは? わかりやすく解説

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マルク・タイマノフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/07 18:55 UTC 版)

マルク・タイマノフ
1970年
基本情報
出生名 Марк Евгеньевич Тайманов
生誕 (1927-11-09) 1927年11月9日
ソビエト連邦 ウクライナ社会主義ソビエト共和国 ハルキウ
死没 (2016-11-28) 2016年11月28日(90歳没)
ロシア サンクトペテルブルク
学歴 レニングラード音楽院
ジャンル クラシック音楽
職業 ピアニスト
担当楽器 ピアノ

   

マルク・エフゲニエヴィチ・タイマノフロシア語: Марк Евгеньевич Тайманов, ラテン文字転写: Mark Evgenievich Taimanov, 1926年2月7日 - 2016年11月28日)は、ソビエト連邦出身のピアノ奏者、チェスプレーヤー[1][2][3][4][5]

経歴

1926年、ウクライナ社会主義ソビエト共和国ハルキウで生まれた。生後半年で家族でレニングラードに移住。幼少期より、ピアニストだった母親の手ほどきでピアノを始め、10歳でレニングラード音楽院に入学。在学中に映画『ベートーヴェンの協奏曲』の主演に抜擢されて出演[6]。音楽院ではサマリ・サヴチンスキーの下でピアノを学び、後に最初の妻となったリューボフ・ブルックと知り合った。サヴチンスキーの指導により、在学中よりブルックとピアノ・デュオを組み、1948年に音楽院を卒業すると、ブルックとのデュオを中心に演奏活動を展開した。

一方で、建築エンジニアでアマチュアのチェスプレーヤーだった父親の影響で、チェスにも親しみ、16歳の時にはマスターに選ばれている。1956年にはソ連王者となったが、1971年の世界大会でボビー・フィッシャーに完敗した。

2016年、サンクトペテルブルクにて死去。

  1. ^ Гроссмейстер и пианист: гениальный Марк Тайманов отмечает 90-летие”. 2018年7月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年7月30日閲覧。
  2. ^ Жизнь - игра”. 2018年7月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年7月30日閲覧。
  3. ^ Mark Taimanov obituary”. 2018年7月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年7月30日閲覧。
  4. ^ IN MEMORIAM MARK TAIMANOV”. 2018年7月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年7月30日閲覧。
  5. ^ Марк Тайманов — шахматист, музыкант, актер”. 2018年7月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年7月30日閲覧。
  6. ^ マルク・タイマノフ - IMDb(英語)



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