マリ・ブラック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/24 09:17 UTC 版)
マリ・ブラック MP |
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2019年撮影
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下院スコットランド国民党副代表 | |
任期 2022年12月6日 – 2024年5月30日 |
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下院スコットランド国民党スポークスパーソン | |
任期 2020年1月7日 – 2022年12月6日 |
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イギリス下院議員 | |
任期 2015年5月7日 – 2024年5月30日 |
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得票差 | 10,679 (24.8%) |
個人情報 | |
生誕 | 1994年9月12日(30歳) スコットランド、ペイズリー |
政党 | スコットランド国民党(2025年7月離党) |
出身校 | グラスゴー大学 |
公式サイト | mhairiblack |
マリ・ブラック(Mhairi Black[注 1]、1994年9月12日 - )は、イギリスの女性政治家。
グラスゴー大学に在学中、2015年イギリス総選挙においてスコットランド南西部のペイズリー・レンフルシャーサウス選挙区 (Paisley and Renfrewshire South) から立候補し、労働党のダグラス・アレクサンダーを制して当選、20歳にして庶民院(下院)の最年少議員となった[注 2][1][2][3][4][5] 。
略歴

1994年、スコットランドのペイズリーで生まれる。大学時代にスコットランド独立運動「YESキャンペーン」に参加。スピーチのうまさで頭角を現す。国民投票で英国残留派が勝利した後も、引き続きスコットランド国民党のメンバーとして活動[6]。
2015年の英国総選挙にペイズリー・レンフルシャーサウス選挙区から出馬。現職の労働党で元国際開発大臣のダグラス・アレキサンダーを制し当選する。女子大生が元大臣に勝利した知らせは労働党の衰退の象徴として衝撃を持って迎えられた。その時はまだ名門グラスゴー大学で政治学を学ぶ大学生だったが、当選後、まもなく最優秀成績で政治学の学位をとり卒業した[7]。
2019年の総選挙でペイズリー・レンフルーシャーサウスから再び立候補し、50.2%という得票率で圧勝した[8]。
2022年12月には、下院におけるスコットランド国民党の院内副代表に就任した。
2024年イギリス総選挙には立候補せず、下院議員を引退。2025年7月にはトランスジェンダーやパレスチナをめぐる問題で党執行部を批判し、SNPを離党した[9]。
人物
レズビアンであることを公表している[10][11]。2022年6月には、パートナーのケイティー・マクガービーと結婚、グラスゴーで式を挙げた[12][13]。
脚注
注釈
- ^ Mhairi はスコットランドの女性名で日本語のメディアでは「マリ」「マイリ」または「メアリー」と表記される。スコットランド・ゲール語では「ヴァリ」などとも発音される。en:Help:IPA for Scottish Gaelic参照。
- ^ イギリスでは2006年の法改正 (Electoral Administration Act 2006) で、被選挙権の下限年齢が21歳から18歳に変更されている。ただし、約350年前の1667年にはイングランドの貴族第2代アルベマール公クリストファー・マンクが13歳で下院議員となっている。
出典
- ^ “20歳の女子大生が国会議員に マリ・ブラックさんてどんな人?【イギリス総選挙】”. ハフィントンポスト (2015年5月8日). 2015年5月12日閲覧。
- ^ “20歳新人女性「影の外相」破り当選…英総選挙”. 読売新聞 (2015年5月9日). 2015年5月12日閲覧。(「マリ・ブラック」表記)
- ^ “20歳女子大生が当選 戦後最年少 スコットランド政党所属 労働党重鎮「影の外相」をやぶる”. 産経ニュース (2015年5月8日). 2015年5月12日閲覧。(「マイリ・ブラック」表記)
- ^ “英総選挙 保守党が過半数の勢い、スコットランド民族党躍進”. CNN.co.jp (2015年5月8日). 2015年5月12日閲覧。(「マイリ・ブラック」表記)
- ^ “20歳の女子大生、英最年少議員に 労働党「影の外相」破り当選”. AFPBB News. (2015年5月8日) 2015年5月16日閲覧。(メアリー・ブラック」表記)
- ^ 英子, 山下 (2017年1月10日). “LGBT、20歳で当選…英国の女性国会議員が色々すごい”. Cosmopolitan. 2020年9月20日閲覧。
- ^ “Youngest MP receives honours degree” (英語). BBC News. (2015年6月26日) 2020年9月20日閲覧。
- ^ “Paisley & Renfrewshire South parliamentary constituency - Election 2019” (英語). BBC News 2020年9月20日閲覧。
- ^ “Former MP Mhairi Black announces she has left the SNP”. BBC News (2025年7月25日). 2025年7月25日閲覧。
- ^ Brooks, Libby (2024年). “'What am I going to do with my life?' Mhairi Black on quitting the 'depressing' Commons at 29 – with no regrets”. The Guardian. 2025年8月24日閲覧。 “I'm about to be exactly where I was 10 years ago, asking: 'What am I going to do with my life?'”
- ^ Mhairi Black [@MhairiBlack] (14 June 2020). “I am a lesbian. Trans people do not erase me. That, however, has nothing to do with Gender Recognition Certificates”. X(旧Twitter)より2022年8月7日閲覧.
- ^ Pease, Victoria (2022年6月13日). “Something blue: Mhairi Black celebrates wedding with colourful fizz”. STV. 2023年7月9日閲覧。
- ^ “Congratulations as Jenny Gilruth and Kezia Dugdale marry”. Holyrood. (2022年6月13日) 2023年7月9日閲覧。
外部リンク
- Mhairi Black - 公式サイト
- Mhairi Black - スコットランド国民党
- Mhairi Black for Westminster (Mhairi.Black.SNP) - Facebook
- Mhairi Black (@mhairi1921) - X
- Mhairi Black SNP - YouTubeチャンネル
- マリ・ブラックのページへのリンク