マリオ・フォークト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/28 06:30 UTC 版)
マリオ・フォークト
Mario Voigt
|
|
---|---|
![]() |
|
生年月日 | 1977年2月8日(48歳) |
出生地 | ![]() |
出身校 | ケムニッツ工科大学 |
所属政党 | ドイツキリスト教民主同盟 |
![]() |
|
在任期間 | 2024年12月24日 - (現職) |
マリオ・フォークト(ドイツ語: Mario Voigt、1977年2月8日 - )は、ドイツの政治家。2024年から、テューリンゲン州首相を務める。ドイツキリスト教民主同盟(CDU)所属。
来歴
1995年にアビトゥーアを取得し、1996年までイェーナ大学病院で社会奉仕活動に従事した。1997年から2003年にわたっては、イェーナ大学、ボン大学、バージニア大学で政治学、近代史、公法を学んだ。2008年には政治学の博士号を取得[1]。
2004年以降、ブリュッセルにあるシーメンスの政治代表部、ワシントンのコンラート・アデナウアー財団、ベルリンにあるドイツキリスト教民主同盟(CDU)の政治企画部での勤務を経験[2]。科学機器メーカーのアナリティクイエナでは企業広報・投資家関係の責任者を務めた。
1994年、17歳のときにCDUの青年組織であるユンゲ・ウニオンに参加し、2005年には同組織のテューリンゲン州代表に就任した。2009年にはテューリンゲン州議会選挙に立候補し、初当選。2020年にはCDUの州議会議員団長に就任し、2022年にはCDUの州支部代表に選出された[3].。
2024年の州議会選挙では、フォークトは選挙区ではドイツのための選択肢(AfD)の候補に敗れたものの、CDUの比例名簿から当選を果たした。同選挙でCDUは23.6%の票を獲得し、AfDに次ぐ州議会第2党となった。選挙後、ドイツキリスト教民主同盟(CDU)、ドイツ社会民主党(SPD)、ザーラ・ワーゲンクネヒト同盟(BSW)の3党による連立が合意。88議席ある州議会のうち、3党の合計議席は44議席と過半数にと届いていなかったが、州首相指名選挙では左翼党の協力をとりつけることができ51票の賛成票を得て、フォークトが州首相に選出された[4][5]。
脚注
- ^ “Mario Voigt” (ドイツ語). Thüringer Landtag. 2025年6月28日閲覧。
- ^ “Prof. Dr. Mario Voigt : Professor for digital transformation and politics”. Quadriga Hochschule Berlin. 2025年6月28日閲覧。
- ^ Alexander Reißland (2024年12月13日). “Mario Voigt: Das ist Deutschlands jüngster Ministerpräsident” (allemand). Mitteldeutscher Rundfunk. 2025年6月28日閲覧。.
- ^ “ブランデンブルク州とチューリンゲン州で政権発足、BSWが州政権に初参画へ”. JETRO (2024年12月18日). 2025年6月28日閲覧。
- ^ tagesschau.de. “CDU-Politiker Voigt mit 51 Stimmen zum Regierungschef von Thüringen gewählt” (ドイツ語). tagesschau.de. 2024年12月12日閲覧。
外部リンク
- テューリンゲン州議会公式サイト
- マリオ・フォークト (@mario_voigt) - Instagram
- マリオ・フォークトのページへのリンク