マツバラン科
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/02 05:01 UTC 版)
マツバラン科(マツバランか、Psilotaceae)は大葉シダ植物ハナヤスリ亜綱に含まれる科の一つ[1]。マツバラン属 Psilotum とイヌナンカクラン属 Tmesipteris の2属約17種からなり[1][4][3]、全て現生種である[5]。単系統群であり、ハナヤスリ科と姉妹群を形成する[1]。伝統的分類では、マツバラン科はマツバラン類(無葉類)として、ヒカゲノカズラ類(小葉類)、トクサ類(楔葉類)、シダ類(大葉類)ともにシダ植物を構成する4群のうちの1つとして認識されてきたが[6][7][8]、現在では小葉類を除く3群が大葉シダ植物として単系統群をなし、マツバラン類はシダ類に内包されることが分かっている[1][9]。
- 1 マツバラン科とは
- 2 マツバラン科の概要
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