ボレスワフ・シャベルスキとは? わかりやすく解説

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ボレスワフ・シャベルスキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/06 15:01 UTC 版)

ボレスワフ・シャベルスキ

ボレスワフ・シャベルスキBolesław Szabelski, 1896年12月3日1979年8月27日 カトヴィツェ)はポーランド作曲家・音楽教師。

ワルシャワカロル・シマノフスキに師事し、1929年から1939年までカトヴィツェ音楽大学でオルガンと作曲を指導する[1]1950年代初頭に「新ポーランド楽派」に対して著しい影響力を持ち、ヘンリク・グレツキズジスワフ・ショスタクらを輩出した。生涯を通じて、初期の新古典主義から後期の音列技法へと作風の変遷を見せた [2]。5つの交響曲に加えて、ピアノ曲やオルガン曲、合唱曲を遺している。作品はきわめて様式化されており、「特別な個性は見られないが良く書けた職人的な作品である」[3]と評されている。

主要作品
完成年 作品名 編成
1938年 トッカータ 管弦楽
1946年 シンフォニエッタ 管弦楽と打楽器
1951年 交響曲第3番 管弦楽
1957年 交響曲第4番 管弦楽
1962年 「9つの」箴言(「アフォリズム9」) 室内楽
1964年 管弦楽のための協奏曲 管弦楽
1968年 交響曲第5番 合唱、オルガン、管弦楽
1976年 交響詩「ニコラウス・コペルニクス ソプラノ独唱、合唱、管弦楽
1976年 カンタータ「Reduta 56」 合唱と管弦楽

  1. ^ Thomas, Adrian. "Gorecki (Oxford Studies of Composers)", Clarendon Press, 24 April 1997. ISBN 0-1981-6394-0
  2. ^ Steinberg, Michael. "The Symphony: A Listener's Guide". New York: Oxford University Press, 1998 p. 172
  3. ^ Henahan, Donal. "CONCERT: WARSAW ORCHESTRA". New York Times, November 17, 1983. Retrieved on 21 January, 2007.

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