カール・ミクリとは? わかりやすく解説

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カール・ミクリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/24 16:32 UTC 版)

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カール・ミクリ
Carl Mikuli
基本情報
生誕 1819年10月20日
オーストリア帝国、チェルノヴィッツ(現: ウクライナチェルニウツィー
死没 (1897-05-21) 1897年5月21日(75歳没)
オーストリア=ハンガリー帝国、レンベルク(現: ウクライナリヴィウ
職業 ピアニスト指揮者
作曲家、音楽教師

カロル・ミクリCarol Miculi, 1821年10月22日[1]、オーストリア領ブコヴィナチェルニョフツェ - 1897年5月21日ルヴフ)は、ブコヴィナ出身のポーランドピアニスト指揮者作曲家・音楽教師。ポーランド語ではカロル・ミクリ(Karol Mikuli)だがドイツ語風のカール・ミクリ(Carl Mikuli)の名で知られている。ポーランド人のほかに、彼の生地に多く住むルーマニア人アルメニア人の血も引く。

ショパンの弟子で、後にその助手を務めた。こんにちでは演奏家としての活動よりも、「ミクリ版」と呼ばれるショパンの校訂譜(1879年米国では1895年)の作成者として有名である。著名な門人にモーリツ・ローゼンタールとラウル・コチャルスキがおり、孫弟子にワンダ・ランドフスカミェチスワフ・ホルショフスキステファン・アスケナーゼがいる。

ミクリ版の楽譜は、1に示したように、ドーヴァー・パブリケイションズから復刻されている。ミクリの目標は、序文において述べているように、作曲者自身が書いたか、もしくは修正した資料を用いて、信頼できる版を作ることにあった。ミクリは、ショパンがレッスンの際に述べた発言を詳しくまとめ、権威ある音楽家たちにショパンの演奏がどのように映っていたかをインタビューしている。

関連書籍

  • Chopin, Frédéric. Mikuli, Carl (Editor). Complete Ballades, Impromptus and Sonatas, Dover Publications (September 1, 1981), ISBN 0486241645

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脚注





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