ボフォース_152mm砲とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 武器・装備 > 兵器 > 艦砲 > ボフォース_152mm砲の意味・解説 

ボフォース 152mm砲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/26 01:37 UTC 版)

ボフォース 152mm砲
アルミランテ・グラウ」搭載砲の発砲シーン。
種類 艦砲
原開発国  スウェーデン
運用史
配備期間 1947年2017年
諸元
重量 113トン[1]
銃身 53口径長[1]

砲弾重量 45.8 kg[1]
口径 152 mm[1]
仰角 -10°/+70°[1]
旋回角 ±150°[1]
発射速度 10-15 発/分[1]
初速 900メートル毎秒[1]
最大射程 26キロメートル (14 nmi)[1]
テンプレートを表示

ボフォース 152mm砲スウェーデン語: 15,2 cm kanon M/42)は、スウェーデンボフォース社が開発した艦砲

概要

元来は、オランダ海軍がデ・ゼーヴェン・プロヴィンシェン級巡洋艦の搭載砲として発注したもので、1937年より開発が開始された。しかし第二次世界大戦の勃発とドイツ軍のオランダ侵攻占領を受けて、最初に製作された砲はスウェーデン海軍トレ・クロノール級軽巡洋艦に転用された。戦後、デ・ゼーヴェン・プロヴィンシェン級はデ・ロイテル級として工事が再開され、改めて同型砲が搭載された[1]

弾薬は分離装薬筒方式を採用しているが、砲弾と装薬筒はほぼ一体となって揚弾されるようになっていた。イギリスの関係者は、このような揚弾機構は許容誤差が非常に小さいためことを懸念していた。閉鎖機は垂直鎖栓式で、砲尾の装填トレーは砲とともに俯仰した[2]

なお砲塔には装甲が施されており、その厚さは、正面・背面で4.9インチ (120 mm)、上面で2インチ (51 mm)、側面で1.2インチ (30 mm)であった[2]

採用国と搭載艦

脚注

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j 多田 2015, p. 108.
  2. ^ a b Friedman 1997, p. 449.

参考文献


「ボフォース 152mm砲」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ボフォース_152mm砲」の関連用語

ボフォース_152mm砲のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ボフォース_152mm砲のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのボフォース 152mm砲 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS