ボニーとクライド (アルバム)とは? わかりやすく解説

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ボニーとクライド (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/06 07:55 UTC 版)

ボニーとクライド
ブリジット・バルドー&セルジュ・ゲンスブールコンピレーション・アルバム
リリース
録音 1959年 - 1967年12月
ジャンル フレンチ・ポップス
時間
レーベル フォンタナ・レコード
専門評論家によるレビュー
ブリジット・バルドー 年表
B.B.
(1964年)
ボニーとクライド
(1968年)
Brigitte Bardot Show
(1968年)
セルジュ・ゲンスブール 年表
アンナ
(1967年)
ボニーとクライド
(1968年)
イニシャルB.B.
(1968年)
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ボニーとクライド』(原題:Bonnie and Clyde)は、ブリジット・バルドーセルジュ・ゲンスブールの連名で1968年に発表されたアルバム。

解説

1968年1月1日に放映されたテレビ番組『ブリジット・バルドー・ショウ』と連動した企画アルバム。ただし、権利関係の問題により、同番組で使用された全曲を収録できなかったため、ゲンスブールが既に発表していた6曲を追加した内容となっている[2]。ゲンスブールは、バルドー主演の映画『気分を出してもう一度』(1959年公開、原題:Voulez-vous danser avec moi?)に出演しており、1962年にはバルドーに楽曲提供を始めているが、2人が恋人関係となったのは、1967年10月に『ブリジット・バルドー・ショウ』の企画が始まったことがきっかけであった[2]

バルドーとゲンスブールのデュエットによる「ボニーとクライド」は、実在の犯罪者カップルであるボニー・パーカーとクライド・バロウをモチーフとした楽曲で、本作と同時にEPとしてもリリースされた[3]。同曲のためのレコーディング・セッションでは「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」も録音されたが、バルドーの意向により1986年に至るまでお蔵入りとなった。

収録曲

特記なき楽曲はセルジュ・ゲンスブール作詞・作曲。

  1. ボニーとクライド - "Bonnie and Clyde" - 4:19
  2. 恋は風船ガム - "Bubble Gum" - 1:48
    • バルドーの1965年のシングル・ヒット曲。
  3. コミック・ストリップ - "Comic Strip" - 2:14
    • ゲンスブールのEP「Mr. Gainsbourg」(1967年)より。
  4. いつものように - "Un jour comme un autre" (Gérard Bourgeois, Jean-Max Rivière) - 2:23
    • バルドーのアルバム『B.B.』(1964年)より。
  5. 可哀そうなローラ - "Pauvre Lola" - 2:24
    • ゲンスブールのアルバム『ゲンスブール・パーカッション』(1964年)より。
  6. 唇によだれ - "L'eau à la bouche" (Serge Gainsbourg, Alain Goraguer) - 2:33
    • ゲンスブールが映画『唇によだれ』(1959年公開、原題:L'eau à la bouche)の主題歌として発表した曲。
  7. ジャヴァネーズ - "La Javanaise" - 2:31
    • ゲンスブールのEP「Vilaine Fille Mauvais Garçon」(1963年)より。
  8. ふたりの夏にさよなら - "La madrague" (G. Bourgeois, J. M. Rivière) - 2:36
    • バルドーのアルバム『Brigitte Bardot』(1963年)より。
  9. イントキシケイティッド・マン - "Intoxicated Man" - 2:40
    • ゲンスブールのアルバム『No. 4』(1962年)より。
  10. エヴリバディ・ラヴズ・マイ・ベイビー - "Everybody Loves My Baby" (Jack Palmer, Spencer Williams) - 2:14
    • バルドーのアルバム『Brigitte Bardot』(1963年)より。
  11. ボードレール - "Baudelaire" (Charles Baudelaire, S. Gainsbourg) - 2:30
    • ゲンスブールのアルバム『No. 4』(1962年)より。
  12. ジキルとハイド - "Docteur Jekyll and Mister Hyde" - 2:00
    • ゲンスブールのEP「Qui est "in" qui est "out"」(1966年)より。

脚注




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