ホージャ (社会集団)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/18 03:11 UTC 版)
ホージャあるいはコージャ(Khoja; Khōdja)は、南アジアのニザール派ムスリムを中心とした社会集団を指す呼び名[1][2]。厳密にはカースト(ジャーティ)だが、類縁の社会集団も含めてホージャと呼ばれることが多い。日本語文献においてはホージャ派と呼ばれることもある(#定義)。14世紀のピールの活動により改宗したスィンドやパンジャーブの商業カーストが起源とされる。17世紀には環インド洋交易に活発に進出し、アフリカ大陸東海岸やマダガスカル、ムンバイ(ボンベイ)などに交易ネットワークを築いた。19世紀にペルシアからニザール派イマームを集団のリーダーに迎え入れた。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj Madelung, W. (1986). "Khodja". In Bosworth, C. E.; van Donzel, E.; Lewis, B.; Pellat, Ch. (eds.). The Encyclopaedia of Islam, New Edition, Volume V: Khe–Mahi. Leiden: E. J. Brill. pp. 25r–27l. ISBN 90-04-07819-3。
- ^ a b c d e "Khoja". Encyclopaedia Britannica. 2022年9月22日閲覧。
- ^ 『アジア経済』(第 38 巻、第 1~6 号 - 31 ページ)1997年
- ^ 『世界歴史事典』(平凡社、1951年、第1巻)
- ^ 菊田, 悠 (2013). “ウズベキスタン東部地方都市における聖者崇敬の現在 : ムスリム陶工のピール崇敬を中心に”. 文化人類学 77 (3): 361-381. doi:10.14890/jjcanth.77.3_361.
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