ホラドとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 地名 > ホラドの意味・解説 

洞戸

読み方:ホラド(horado)

所在 滋賀県伊香郡高月町

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

ゴロド (行政区画)

(ホラド から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/10 05:51 UTC 版)

Jump to navigation Jump to search

ゴロド / ホラドロシア語: Город / ベラルーシ語: Горад)とは、ロシアならびにベラルーシ行政区画名の1種である。英語のcity、ドイツ語のstadtなどに対応し[1]、日本語では「市」と訳される[注 1]

歴史的には、ゴロドとは土塁や防御壁を有する居住地を指した[3]。現ロシアの場合、ゴロドは、ライヨン(地区)を構成する行政区画の1種である。ラヨンはさらに広域な行政区であるオーブラスチ(州。アムール州等)、クライ(地方ハバロフスク地方等)、レスプブリカ(共和国タタールスタン共和国等)を構成する。すなわち、「国 - 州など - 地区 - ゴロド」の階層構造をなし、ゴロドは階層的にはセロポショーロク等と同位である。ただし、モスクワ等の連邦市は州と同階層に位置する。

ロシアのゴロドは人口1万2千人以上であることが目安の1つではあるが[4]、この基準は必ずしも厳格ではなく、歴史的要因や人口変動によって、基準を大きく割り込んだものも存在する。例えば、マガス(2017年時点で7818人[5])、ヴェルホヤンスク(2017年時点で1131人[5])、チェカリン(2017年時点で941人[5])等である。

ベラルーシにおいても、行政区分の単位としてホラドが用いられ[注 2]、同じく市と訳される。ベラルーシのホラドの数は2017年の段階で115である[7]。なお、同じ東スラヴ圏のウクライナでは、市にあたる用語はミスト(Місто = misto)であり、これは西スラヴ圏のポーランドのMiasto、チェコのMěsto等に比類する単語・用法である。

脚注

注釈

  1. ^ なお、単語自体には都市、街などの意味も有する[2]
  2. ^ ベラルーシ語では「Г」は[ɣ](有声軟口蓋摩擦音)の音となる[6]

出典

  1. ^ ГОРОД // Энциклопедия социологии
  2. ^ 井桁貞義編 『コンサイス露和辞典』 三省堂、2009年。P170
  3. ^ ГОРОД // Толковый словарь Ожегова
  4. ^ ГОРОД // Финансовый словарь
  5. ^ a b c Численность населения Российской Федерации по муниципальным образованиям на 1 января 2017 года
  6. ^ 黒田龍之助『ベラルーシ語基礎1500語』大学書林、1998年。P67
  7. ^ Административно-территориальное деление Республики Беларусь на 1 января 2013 года // Демографический ежегодник Республики Беларусь 2013 / Зинковский В.И. и др.. — Мн.: Национальный статистический комитет Республики Беларусь, 2013. — С. 17.

関連項目



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ホラド」の関連用語

ホラドのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ホラドのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのゴロド (行政区画) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS