ベアトリッツ・デ・ディアとは? わかりやすく解説

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ベアトリッツ・デ・ディア

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/06 02:35 UTC 版)

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ベアトリッツ・デ・ディア
Beatritz de Dia
フランス国立図書館 MS12473, 13. Jhdt
基本情報
別名 ディア伯爵夫人
生誕 12世紀頃
出身地 プロヴァンス
職業 トロバイリッツ
The only existing song by a trobairitz which survives with music.

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ベアトリッツ・デ・ディアベアトリス・ド・ディアオック語Beatritz de Dia, またはディア伯爵夫人Comtessa de Diá、生年:12世紀頃)は、プロヴァンスのトロバイリッツ(女性のトルバドゥール)。ディア伯爵イゾアール2世の娘(ディアは現在のフランス南部プロヴァンスドローム県にある町)。ベアトリッツのヴィーダ(伝記)によると、ヴィエンヌ伯爵ギエム(もしくはギレム)・デ・ポワチエと結婚したが、ベアトリッツが愛していたのはラインバウト・ダウレンガだったらしい。オック語で書かれたベアトリッツの歌『嫌なことでも歌わなければ A chantar m'er de so qu'eu no volria 』は、無傷のまま現存している、女性トルバドゥールの唯一のカンソである。[1]

現存している詩
Ab joi et ab joven m'apais
A chantar m'er de so qu'ieu non volria
Estât ai en greu cossirier
Fin ioi me don'alegranssa
最新の表記法による「A chantar」(最初の韻文のみ)

ドイツの作家イルムトラウト・モルクナー(Irmtraud Morgner)の『Leben und Abenteuer der Trobadora Beatriz nach Zeugnissen ihrer Spielfrau Laura』(1974年)はベアトリッツを題材としたものである。

脚注

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  1. ^ Elizabeth Aubrey. "Comtessa de Dia", Grove Music Online.




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