ヘーラクレースの脱落
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 16:40 UTC 版)
「アルゴナウタイ」の記事における「ヘーラクレースの脱落」の解説
ミューシアーにおいて、ヘーラクレースが愛していたヒュラースが水汲みにいったところ、あまりの美貌のために水のニュンペーたちにさらわれてしまった。ヒュラースの叫び声を聞きつけたポリュペーモスは、盗賊だと思って刀を抜いて後を追った。ヘーラクレースに出会ったので、このことを話し、二人でヒュラースを探しているうちに、アルゴー船は出航してしまった。ポリュペーモスは、この地にキオス市を建設して王となった。ヘーラクレースはアルゴスに戻った。一説には、このとき一部の乗組員はヘーラクレースを乗船させるためにティーピスに船を戻させようとしたが、カライスとゼーテースがこれを妨害した。このことを恨んだヘーラクレースは、後に二人をテーノス島で殺したという。
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