ルートヴィヒ5世 (ヘッセン=ダルムシュタット方伯)とは? わかりやすく解説

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ルートヴィヒ5世 (ヘッセン=ダルムシュタット方伯)

(ヘッセン=ダルムシュタット方伯ルートヴィヒ5世 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/29 22:21 UTC 版)

ルートヴィヒ5世
Ludwig V.
ヘッセン=ダルムシュタット方伯
在位 1596年2月7日 - 1626年7月27日

出生 (1577-09-24) 1577年9月24日
死去 (1626-07-27) 1626年7月27日(48歳没)
配偶者 マグダレーナ・フォン・ブランデンブルク
子女 一覧参照
家名 ヘッセン=ダルムシュタット家
父親 ヘッセン=ダルムシュタット方伯ゲオルク1世
母親 マグダレーナ・ツア・リッペ
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ルートヴィヒ5世Ludwig V., 1577年9月24日 - 1626年7月27日)は、ヘッセン=ダルムシュタット方伯(在位:1596年 - 1626年)。ゲオルク1世と妃マグダレーナ・ツア・リッペの子。信義伯(der Getreue)と呼ばれた。

生涯

1604年に伯父のヘッセン=マールブルク方伯ルートヴィヒ4世が子の無いまま死去、遺言でヘッセン=カッセルとヘッセン=ダルムシュタットに分割相続することになっていた。ところが、従兄のヘッセン=カッセル方伯モーリッツが遺領を全部横取りし、宗教をカルヴァン派に改宗したため、遺領相続戦争が発生した。三十年戦争にもこの対立は引き継がれ、モーリッツはプロテスタント側に就いたのに対し、ルートヴィヒ5世はカトリック神聖ローマ皇帝に味方した。ルートヴィヒ5世は1607年ギーセン大学を設立したが、これもヘッセン=カッセル側のマールブルク大学に対抗するためであった。

1626年に死去、息子のゲオルク2世が後を継いだ。1722年、ギーセン大学の天文学者ヨハン・ゲオルク・リープクネヒトは恒星を発見、この星をルートヴィヒ5世にちなんでルートヴィッヒの星と名づけた。

子女

1598年ブランデンブルク選帝侯ヨハン・ゲオルクの娘マグダレーナと結婚、11人の子を儲けた。

  • エリーザベト・マグダレーナ(1600年 - 1624年) - 1617年、ヴュルテンベルク=メンペルガルト公ルートヴィヒ・フリードリヒと結婚
  • アンナ・エレオノーレ(1601年 - 1659年) - 1617年、ブラウンシュヴァイク=カレンベルク公ゲオルクと結婚
  • マリー(1602年 - 1610年)
  • ゾフィー・アグネス(1604年 - 1664年) - 1624年、プファルツ=ヒルポルトシュタイン公ヨハン・フリードリヒと結婚
  • ゲオルク2世(1605年 - 1661年) - ヘッセン=ダルムシュタット方伯
  • ユリアーネ(1606年 - 1659年) - 1631年、オストフリースラント伯ウルリヒ2世と結婚
  • アマーリエ(1607年 - 1627年)
  • ヨハン(1609年 - 1651年) - ヘッセン=ブラウバッハ方伯
  • ハインリヒ(1612年 - 1629年)
  • ヘートヴィヒ(1613年 - 1614年)
  • ルートヴィヒ(1614年)
  • フリードリヒ(1616年 - 1682年) - ブレスラウ司教、枢機卿

脚注

先代
ゲオルク1世
ヘッセン=ダルムシュタット方伯
1596年 - 1626年
次代
ゲオルク2世



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