プリメーラ・ディビシオン (アルゼンチン)1948とは

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プリメーラ・ディビシオン (アルゼンチン)1948

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/15 22:31 UTC 版)

プリメーラ・ディビシオン
優勝したCAインデペンディエンテ
シーズン	1948
優勝	CAインデペンディエンテ (5回目)
...
得点王	ベンハミン・サントス (21点)
← 1947 1949 →

プリメーラ・ディビシオン1948は、アルゼンチンのプロサッカーリーグ1部として第18シーズン目のプリメーラ・ディビシオンである。アルゼンチンサッカー協会の運営で行われた。

概要

開催期間は1948年4月18日から12月22日まで。CAアトランタが降格し、2部リーグからクラブ・デ・ヒムナシア・イ・エスグリマ・ラ・プラタが昇格したため、昨季と同じく16チームで行われた^[1]。

このシーズンの終盤にフアン・ドミンゴ・ペロン政権によって行われた、あらゆる分野の専門職労働者の賃金抑制に対し、プロサッカー選手のストライキが発生したため、終盤5節はどこのチームもリザーブチームを出場させざるを得なかった。その影響で降格チームがなくなり、2部リーグから2チームが昇格して来季は18クラブとなることが決まった。選手の労働争議は奏功せず、アルゼンチンの有力選手たちは高額年俸を求めて他国の裕福なリーグに大量流出していくことになった^[2]。
CAリーベル・プレートが9回目の優勝を決めた^[3]。

結果

順	チーム	試	勝	分	敗	得	失	差	点	出場権または降格
1	CAインデペンディエンテ	30	17	7	6	65	42	+23	41	優勝
2	CAリーベル・プレート	30	12	13	5	59	48	+11	37
3	エストゥディアンテス・デ・ラ・プラタ	30	16	4	10	63	45	+18	36
4	ラシン・クルブ	30	15	6	9	68	45	+23	36
4	ニューウェルズ・オールドボーイズ	30	12	8	10	54	37	+17	32
4	CAサン・ロレンソ・デ・アルマグロ	30	12	8	10	55	54	+1	32
4	CAベレス・サルスフィエルド	30	11	10	9	44	44	0	32
8	ボカ・ジュニアーズ	30	10	10	10	52	47	+5	30
8	CAプラテンセ	30	11	8	11	57	65	−8	30
10	CAウラカン	30	11	7	12	45	49	−4	29
11	チャカリタ・ジュニアーズ	30	9	10	11	45	48	−3	28
12	CAロサリオ・セントラル	30	12	3	15	74	73	+1	27
13	CAバンフィエルド	30	9	6	15	54	67	−13	24
14	CAティグレ	30	8	7	15	56	81	−25	23
14	CAラヌース	30	5	13	12	38	57	−19	23
16	ヒムナシア・イ・エスグリマLP	30	6	8	16	51	78	−27	20	降格

出典: http://www.rsssf.com/tablesa/arg48.html

得点ランキング

	点数	所属
ベンハミン・サントス	21	CAロサリオ・セントラル
リカルド・インファンテ	19	エストゥディアンテス・デ・ラ・プラタ
ジャミール・シメス		ラシン・クルブ
アンヘル・ラブルナ		CAリーベル・プレート
マリオ・フェルナンデス	15	CAインデペンディエンテ
トゥチョ・メンデス	15	ラシン・クルブ
ルベン・ブラボ	14	ラシン・クルブ
カミーロ・ロドルフォ・セルビーノ	14	CAインデペンディエンテ
カンディド・ゴンサレス	13	CAティグレ
ビセンテ・サバーゴ		CAプラテンセ
フランシスコ・カンパーナ		チャカリタ・ジュニアーズ

脚注

^ Osvaldo José Gorgazzi. “Argentina - Clubs and List of Divisional Movements 1931-2006”. RSSSF. 2022年5月1日閲覧。
^ Raúl Mario Herrera (2015年2月24日). “HISTORIA DEL FÚTBOL.La huelga de futbolistas de 1948”. Red Internacional de Diarios. 2022年5月2日閲覧。
^ Osvaldo José Gorgazzi. “Argentina 1948”. RSSSF. 2022年5月2日閲覧。

外部リンク

RSSSF：Argentina 1948 (英語)

表話編歴プリメーラ・ディビシオン (アルゼンチン)のシーズン
アマチュア時代	1891 (非公式) 1893 1894 1895 1896 1897 1898 1899 1900 1901 1902 1903 1904 1905 1906 1907 1908 1909 1910 1911 1912 1913 1914 1915 1916 1917 1918 1919 1920 1921 1922 1923 1924 1925 1926 1927 1928 1929 1930
プロ・アマ分裂時代	1931 1932 1933 1934
1ステージ制	1935 1936 1937 1938 1939 1940 1941 1942 1943 1944 1945 1946 1947 1948 1949 1950 1951 1952 1953 1954 1955 1956 1957 1958 1959 1960 1961 1962 1963 1964 1965 1966
メトロポリターノとナシオナル	1967 1968 1969 1970 1971 1972 1973 1974 1975 1976 1977 1978 1979 1980 1981 1982 1983 1984 1985
1ステージ制	1985–86 1986–87 1987–88 1988–89 1989–90
前後期制	1990–91 1991–92 1992–93 1993–94 1994–95 1995–96 1996–97 1997–98 1998–99 1999–2000 2000–01 2001–02 2002–03 2003–04 2004–05 2005–06 2006–07 2007–08 2008–09 2009–10 2010–11 2011–12 2012–13 2013–14
1ステージ制	2014 2015 2016 2016–17 2017–18 2018–19 2019–20 2021 2022