プラト=ディ=ジョヴェリーナ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/10 14:36 UTC 版)
Jump to navigation Jump to searchPrato-di-Giovellina | |
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国 | フランス |
地域圏 (Région) | コルス地方公共団体![]() |
県 (département) | オート=コルス県 |
郡 (arrondissement) | コルテ郡 |
小郡(canton) | ゴロ=モロシリア小郡 |
INSEEコード | 2B248 |
郵便番号 | 20218 |
市長 任期 |
ジョゼ・シモニ 2014年 - 2020年 |
標高 | 平均:m 最低:235m 最高:848 m |
面積 | 12.21 km² |
人口 | 43 人 (2014年) |
人口密度 | 3.5 人/km² |
住民の呼称 | Pratais |
プラト=ディ=ジョヴェリーナ (Prato-di-Giovellina)は、フランス、コルス地方公共団体、オート=コルス県のコミューン。
地理
かつてのピエーヴ(fr、洗礼堂を備えた農村部の教会が統率する、宗教的・行政的な区画)であるジョヴェリーナ地方に属する、小さなコミューンである。ジョヴェリーナはゴロ川流域に広がり、ピエディリジオ、プラト=ディ=ジョヴェリーナ、ポポラスカ、カスティリョーヌから構成される。4つのコミューンのうちポポラスカだけがコルス地域圏自然公園に属している。
プラト=ディ=ジョヴェリーナは、チント山のふもと、ポポラスカ連山の東、コルス結晶岩の上にある。ポポラスカ連山のふもとの山腹に腰かけたプラト=ディ=ジョヴェリーナは、その領域には北、東、南に開けた無数の谷があり、そこを流れる小川はゴロ川に注いでいる。ゴロ川で区切られた東側は、コルス島の中央低地の一部で、狭くて距離が長いコルテの畝を軸とする堆積地帯で構成される。
村は標高700mを超える場所に建設され、気候は厳しく、冬は寒く夏は暑い。コミューンに目立った森林はないが、セイヨウヒイラギガシ、ホワイトオーク、ヨーロッパクロマツの木立がある。
ゴロ川沿いにおよそ1kmにわたってコミューンの領域を横切る国道20号線から遠くない。コルテからは20km離れている。最寄りの鉄道駅は、6km離れたフランカルド駅である。
都市化
村はゴロ川谷を見下ろしている。住宅はほとんどが改修された古い建物で、漆喰の壁と赤いタイルの屋根が特徴である。古い建物はコミューンの領域全体に点在している。
人口統計
1962年 | 1968年 | 1975年 | 1982年 | 1990年 | 1999年 | 2006年 | 2014年 |
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73 | 57 | 54 | 47 | 39 | 40 | 51 | 43 |
参照元:1962年から1999年までは複数コミューンに住所登録をする者の重複分を除いたもの。それ以降は当該コミューンの人口統計によるもの。1999年までEHESS/Cassini[1]、2006年以降INSEE[2][3]。
史跡
- セラヴァル城 - 中世。ダンジョンの壁が歴史的記念物に指定[4]。
- モンテ・アルバーノ塔 - ジェノヴァ共和国支配時代の建設
- アノンシアション教区教会 - バロック様式
- 旧セルヴォーヌ教会 - 現在は廃墟
脚注
- プラト=ディ=ジョヴェリーナのページへのリンク