フラスコ状土坑
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/23 08:29 UTC 版)
フラスコ状土坑(フラスコじょうどこう)とは土坑のうち、口が狭く、底が広くなって全体としてフラスコ(三角フラスコ)のような形状を呈する遺構のことである。フラスコ状ピットともいう。日本列島では、縄文時代の遺跡に多く見られ、こうした形状は温度を比較的一定に保つ効果があり、堆積土からはクリ・ドングリ・クルミなどが多く出土することから、貯蔵穴として使用されたものと考えられている。
- 1 フラスコ状土坑とは
- 2 フラスコ状土坑の概要
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