フガ島とは? わかりやすく解説

フガ島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/26 23:47 UTC 版)

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フガ島
フガ島の検潮所(1927年)
地理
場所 フィリピン諸島北部
座標 北緯19度31分20.4秒 東経121度57分13.4秒 / 北緯19.522333度 東経121.953722度 / 19.522333; 121.953722座標: 北緯19度31分20.4秒 東経121度57分13.4秒 / 北緯19.522333度 東経121.953722度 / 19.522333; 121.953722
諸島 バブヤン諸島
隣接水域 ルソン海峡
行政
地方 カガヤン・バレー地方
カガヤン州
自治体 アパリ英語版
人口統計
人口 1786(2000年時点)
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フガ島(フガとう、Fuga)は、フィリピンバブヤン諸島の一つ。

カガヤン州アパリの町に属す。2000年の国勢調査によれば人口1,786人、312世帯。

地理

面積は約70平方キロメートル[1](長さ22キロメートル、幅6キロメートル)。珊瑚礁に囲まれる。

島全体がフガ島のバランガイに属し、周辺の小島もこの地区に属している。

開発と安全保障

島を所有する企業が2019年4月、中華人民共和国企業が20億ドルを投資して島にスマートシティを建設する計画に合意した。フガ島は約350キロメートル北方に台湾をにらむ要衝であることや、フィリピンがスプラトリー諸島(南沙諸島)を巡り中国と領土問題を抱えていることから、この計画に対して安全保障面で警戒する動きもある。フガ島にフィリピン沿岸警備隊は13基の灯台設置を、フィリピン海軍は分遣隊の駐屯をそれぞれ表明。デルフィン・ロレンザーナ国防相は地元当局に計画に関する書類の提出を要求した[1][2]

脚注・出典

  1. ^ a b 「中国勢の島しょ開発警戒/フィリピン 灯台建て領有権示す」日本経済新聞』朝刊2019年10月25日(国際面)2019年10月26日閲覧
  2. ^ フガ島を含むフィリピン諸島と台湾は、中国が海洋進出の標的とする第一列島線に属する。またフィリピン諸島と台湾の間のルソン海峡バブヤン海峡バリンタン海峡バシー海峡)は南シナ海太平洋を隔てるチョークポイントである。






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