フィブリノゲン製剤による肝炎集団感染事件
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「薬害肝炎」の記事における「フィブリノゲン製剤による肝炎集団感染事件」の解説
1986年9月から1987年4月にかけて、青森県三沢市の産婦人科医院で、非加熱フィブリノゲン製剤「フィブリノゲン-ミドリ」を投与された産婦8名が非A非B型肝炎(現在のC型肝炎)に感染した。これは、BPL処理法からHBsグロブリン添加法に変更されてから出荷された製剤のものであり、これ以前には、同医院でも肝炎発生の報告はなされていない。厚生省は、1987年1月に非加熱フィブリノゲン製剤による肝炎感染の情報を入手、同年3月26日に調査開始した。この肝炎集団感染事件については、1987年4月18日、新聞報道され、社会問題となった。
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