ピン名前付け
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 19:08 UTC 版)
RS485の差動信号線は2つのピンから構成されている。 '+'はTxD+/RxD+と呼ばれており、ラインがアイドルのときはpositive (5V) である。 '-'はTxD-/RxD-と呼ばれており、ラインがアイドルのときはnegative (0V) である。 2つのピンはしばしばAおよびBという文字がつけられるが、どちらがどちらか混同しやすい。 RS485信号仕様は、信号Aは反転、もしくは'-'ピンであり、信号Bは無反転、ないし'+'ピンと述べている。 Texas InstrumentsのRS422/485の通信アプリケーションハンドブックに(A=無反転、B=反転)と書かれているなど、多くの差動信号トランシーバ製造メーカーによって使われているA/Bの名前付けが逆になっている。これらのメーカーは正しくないが、実際には広く使われているため余計に混乱している。またすべてのNMEAデバイスでは、Aは'+'と等価でBは'-'と等価である。
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