パレットノベル大賞とは? わかりやすく解説

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パレットノベル大賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/02 02:20 UTC 版)

パレットノベル大賞
日本
主催 小学館
初回 1989年
最新回 2005年

パレットノベル大賞は、小学館1989年から2005年まで主催していた、公募による小説の新人文学賞である。

概要

少女向けのライトノベル作品を対象とし、年2回開催。大賞受賞作は同社より刊行された。集英社Cobalt(コバルト)』の隆盛を受けて創刊された、小学館の少女向け小説雑誌『Palette(パレット)』(季刊→月刊→季刊)の開始に伴って創設された公募新人賞で、誌上で作品募集・受賞作品発表・掲載が行われた。同誌終刊(1993年)後も賞のみ継続され、新刊のパレット文庫巻末で受賞作品が発表されるようになった。賞金は大賞が100万円、佳作が30万円。

2006年には、後身として創設された小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門)に継承されている(ルルル文庫部門の募集は2015年に停止)。

選考委員

受賞者

(表記の年は開催年を示している)

第1回(1989年夏)

受賞
  • 該当作なし
佳作
  • 今川真由美「きみに会えて」(『Palette』1989年夏の号(創刊号))
  • 小野紗那恵「哀しみ色は似合わない」(『Palette』1989年秋の号)

第2回(1989年冬)

受賞
  • 該当作なし
佳作
  • 柾弥生「STAY WITH ME」(『Palette』1989年冬の号)
  • 是方那穂子「夜の魚・一週間の嘘」(『Palette』1990年春の号)→書き下ろし『小説 ♂(あだむ)と♀(いぶ)の方程式〈1〉』(文庫、1993年10月)でデビュー。

第3回(1990年夏)

受賞
  • 該当作なし
佳作[2]
  • 原田じゅん「17歳はキスから始まる」(『Palette』1990年7月号)→書き下ろし『ぼくとハルヒと校庭で』(文庫)でデビュー。
  • 松本ありさ「リトル・ダーリン」→書き下ろし『ぶるうじーんプリンセス』(文庫)でデビュー。
  • 中沢紅鯉「言葉の帰る日」(『Palette』1990年9月号)→その後七海花音として再スタート?

第4回(1990年冬)

受賞
  • 該当作なし
佳作
  • 真弓あきら『怪盗ブラックドラゴン』(『Palette』1990年9月号より連載→文庫化)

第5回(1991年夏)

受賞
  • 該当作なし
佳作
  • 草間茶子「おんぼろ鏡とプリンセス」(『Palette』1991年7月号)
  • 小久保純子「人生なんて!」(「遅すぎた告白」に改題され『Palette』1991年9月号)
  • 高橋ななを「毎日大好き!」→『志央美は作家志望』(文庫)でデビュー。

第6回(1991年冬)

受賞
  • 該当作なし
佳作
  • おおるり万葉「目覚めれば森の中」(『Palette』1992年1月号)
努力賞
  • 有澤由美子「彼女にポインセチアを」

第7回(1992年夏)

受賞、佳作
  • 該当作なし

第8回(1992年冬)

受賞
  • 小高宏子「ぼくと桜のアブナイ関係」(『Palette』1993年1月号)→連載化され『ぼくと桜のアブナイ関係』(単行本化)
佳作
  • 該当作なし

第9回(1993年夏)

受賞、佳作
  • 該当作なし

第10回(1993年冬)

入選
  • 該当作なし
佳作
  • 中村まさみ「深雪の里の…」(『Palette』1994年冬の号)→後、ホラー小説の分野でデビュー。

第11回(1994年夏)

入選
  • 該当作なし
佳作
  • 該当作なし

第12回(1994年冬)

入選
  • 該当作なし
佳作
  • 該当作なし

第13回(1995年夏)

入選
  • 該当作なし
佳作
  • 該当作なし

第14回(1995年冬)

入選
  • ハシモトヒロシ「くらんく・あっぷ」→橋本浩『クランク・アップ』(単行本化)
佳作
  • 鹿原育「うちへ、帰ろう」→書き下ろし『不滅の流れ星』(文庫)でデビュー。
  • 津島秋子「"オタクの君"の恋のワナ!?」

第15回(1996年夏)

入選
  • 該当作なし
佳作
  • 足立和葉「まほろばの姫君」→書き下ろし『日輪の割れる日』(文庫)でデビュー。

第16回(1996年冬)

入選
  • 秋水一威「花は桜、琴は月」→改題『恋月夜―平安ムーンライト狂騒曲―』(単行本化)
佳作
  • 杉森美也子「疾風のごとくゆるやかに」

第17回(1997年夏)

大賞
  • 該当作なし
佳作
  • 香村日南「片翼のリサイエーラ」→改題『蛇神の祈り』(単行本化)
  • 桜沢みなみ「FADELESS」→桜沢薫 名義の書下ろし『青の玉響』で文庫デビュー。

第18回(1997年冬)

大賞
  • 該当作なし
佳作
  • 該当作なし
特別賞
  • 林慧樹『いじめ14歳のMessage』(単行本化、後にアニメ化)

第19回(1998年夏)

大賞
  • 該当作なし
佳作
  • 世良さおり「きみに出会う場所」

第20回(1998年冬)

大賞
  • 該当作なし
佳作
  • 桜井ひかり「ALIVE~そして君とさあ行こう」
  • 水科月征「聖域」

第21回(1999年夏)

大賞
  • 該当作なし
佳作
  • 該当作なし

第22回(1999年冬)

大賞
  • 該当作なし
佳作
  • 陣内よしゆき「月鏡の海」
  • 高梁るいひ「セブンティーンズ・コネクション」

第23回(2000年夏)

大賞
  • 該当作なし
佳作
  • 該当作なし

第24回(2000年冬)

大賞
  • 該当作なし
佳作
  • 該当作なし

第25回(2001年夏)

大賞
  • 該当作なし
佳作
  • 橘涼香『俺達のストライクゾーン』(単行本化)

第26回(2001年冬)

大賞
  • 該当作なし
佳作
  • 華屋初音『やだぜ!』(単行本化)
  • 國本まゆみ「眠れる聖母~絵画探偵の事件簿~」
  • 倉村実水「黒鳩団がやってくる」

第27回(2002年夏)

大賞
  • 神谷よし子「約束の宝石」
佳作
  • 安西花奈絵「氷上のウェイ」
  • 廣嶋玲子「姫君と女騎士」[3]→ 改題「翡翠の守護者」

(上記の3作品は、『デビュタント・オムニバス vol.1<第27回パレットノベル大賞入選作品集>』に収録された)

第28回(2002年冬)

大賞
  • 該当作なし
佳作
  • 青山美智子「ママにハンド・クラップ!」→のち『木曜日にはココアを』(宝島社)で小説家デビュー。
  • 亜壇月子「Laugh,You're Laughing!」

第29回(2003年夏)

大賞
  • 該当作なし
佳作
  • 石川美子「ボクは風になる」
  • 深山くのえ「籠の鳥いつか飛べ」→書き下ろし『花色の戯れ』(文庫)でデビュー。

第30回(2003年冬)

大賞
  • 該当作なし
佳作
  • 該当作なし

第31回(2004年夏)

大賞
  • 該当作なし
佳作
  • 該当作なし

第32回(2004年冬)

大賞
  • 該当作なし
佳作
  • 該当作なし

第33回(2005年夏)

大賞
  • 該当作なし
佳作
  • 該当作なし

第34回(2005年冬)

大賞
  • 該当作なし
佳作
  • 該当作なし

関連項目

脚注

  1. ^ 第1回の選考委員は、喜多嶋の他、氷室冴子横田順彌であった。
  2. ^ 七海花音は『デビュタントオムニバス VOL.1 第27回パレットノベル大賞入選作品集』(パレット文庫、2003年3月)P452掲載の「推薦文 描き続けるということ」で、「かく言う私も、一九九〇年の六月(十三年前です)、第三回パレットノベル大賞で佳作を頂いた新人でありましたので」と述べている。
  3. ^ 『最新文学賞事典1999-2003』(日外アソシエーツ、2004年)129頁より。

パレットノベル大賞

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パレット文庫」の記事における「パレットノベル大賞」の解説

詳細はパレットノベル大賞を参照のこと。

※この「パレットノベル大賞」の解説は、「パレット文庫」の解説の一部です。
「パレットノベル大賞」を含む「パレット文庫」の記事については、「パレット文庫」の概要を参照ください。

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