パサルガダエ庭園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 20:12 UTC 版)
パサルガダエ庭園 (Bagh-e Pasargad) は、現在のファールス州・パサルガダエに位置する。 既に、2004年に世界遺産として登録されている「パサルガダエ」とは別個に庭園部分が世界遺産として登録された。世界遺産「ペルシャ式庭園」において、最古の庭園であり、造営は、紀元前6世紀のハカーマニシュ朝時代とされる。庭園は、ゾロアスター教の4つの元素である「水」「土」「空」「火」によって分けられており、後のペルシャ式庭園の基本となるチャハルバーグによって、構成されている。ペルシャ式庭園に欠くことのできない水は、35キロメートル北東のポルヴァー川から引き入れていたことが考古学的調査で分かっている。 考古学的調査に基づくと、パサルガダエの庭園は、王宮の玉座の間に面して長方形の庭園が設けられていた。
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