パケット遅延変動の測定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 06:20 UTC 版)
「パケット遅延変動」の記事における「パケット遅延変動の測定」の解説
測定のためのパケット選択の手段はRFC3393で指定されていませんが、たとえば、選択された期間で遅延の変動が最も大きかったパケットである可能性がある。 遅延は、送信元で送信されるパケットの開始から宛先で受信されるパケットの開始までに指定される。パケットごとに変化しない遅延の要素は無視できる。したがって、パケットサイズが同じで、パケットが宛先で処理されるのに常に同じ時間がかかる場合は、代わりに宛先へのパケット到着時間を使用できる。 瞬間的なパケット遅延変動は、連続するパケット間の差であり( RFC 3393は選択基準を指定する)、これは通常、大まかに「ジッター」と呼ばれるものであるが、ジッターはパケット遅延の変動に使用されることもある。例として、パケットが20ミリ秒ごとに送信されるとする。 2番目のパケットが1番目のパケットの30ミリ秒後に受信された場合、IPDV = -10ミリ秒。これは分散と呼ばれる。 2番目のパケットが1番目のパケットの10ミリ秒後に受信された場合、IPDV = + 10ミリ秒。これは、クランピングと呼ばれる。
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