バック・トゥ・ザ・ワールドとは? わかりやすく解説

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バック・トゥ・ザ・ワールド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/16 04:49 UTC 版)

『バック・トゥ・ザ・ワールド』
カーティス・メイフィールドスタジオ・アルバム
リリース
録音 シカゴ、カートム・スタジオ
ジャンル ソウルファンク
時間
レーベル カートム・レコード
プロデュース カーティス・メイフィールド
チャート最高順位
  • 第16位(Billboard 200
  • 第1位(ビルボード・R&Bアルバム・チャート)
カーティス・メイフィールド アルバム 年表
スーパーフライ
(1972年)
バック・トゥ・ザ・ワールド
(1973年)
Curtis in Chicago
(1973年)
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バック・トゥ・ザ・ワールド』(Back to the World)は、カーティス・メイフィールド1973年に発表したスタジオ・アルバム[1]。ビルボードのR&Bアルバム・チャートで1位を記録した。

概要

1973年1月27日にパリベトナム和平協定が結ばれ、南ベトナムからアメリカ軍が撤退を始めた頃に『バック・トゥ・ザ・ワールド』は制作された。「The World」はアメリカ陸軍兵士の隠語であり、戦地にいる兵士たちはベトナム以外の土地をひとくくりに「世界」と呼んでいた[2]。メイフィールドはこれをふまえてベトナム帰還兵の問題に正面から取り組み、表題曲の「バック・トゥ・ザ・ワールド」[3]を書いた。

レコーディングはシカゴのカートム・スタジオで行われた。メイフィールドが全曲作詞作曲し、アルバムのプロデュースも行った。編曲はリチャード・トゥーフォ。エンジニアはロジャー・アンフィンセン。ジャケットの絵はゲイリー・ウォルコウィッツが描き、アート・ディレクションはグレン・クリステンセンが担当した[4]

1973年5月に発売され、同年7月、ビルボードのR&Bアルバム・チャートの1位を2週間にわたり記録した。またビルボードのポップ・アルバム・チャートでも16位を記録するなど大ヒットとなった。

収録曲

Side 1
  1. バック・トゥ・ザ・ワールド - Back to the World - 6:48
  2. フューチャー・ショック - Future Shock - 5:24
  3. ライト・オン・フォー・ザ・ダークネス - Right on for the Darkness - 7:30
Side 2
  1. イフ・アイ・ワー・オンリー・ア・チャイルド・アゲイン - If I Were Only a Child Again - 2:53
  2. キャント・セイ・ナッシン - Can't Say Nothin' - 5:20
  3. キープ・オン・トリッピン - Keep on Trippin' - 3:16
  4. フューチャ-・ソング - Future Song (Love a Good Woman, Love a Good Man) - 5:00

脚注

先代
バリー・ホワイト
I've Got So Much to Give
ビルボード・R&Bアルバム・チャート
1973年7月21日 - 7月28日(2週)
次代
スライ&ザ・ファミリー・ストーン
Fresh



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