ハーブの利用とは? わかりやすく解説

ハーブの利用

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 07:53 UTC 版)

うつ病」の記事における「ハーブの利用」の解説

ハーブとして利用されているセント・ジョーンズ・ワートは、ドイツをはじめいくつかの国では軽症のうつに対して従来抗うつ薬より広く処方されている。日本ではサプリメントとして市販されている。副作用があり、日本での治療エビデンス希薄である。臨床研究結果成否さまざまで、軽症から中等症のうつに対して有効でかつ従来抗うつ薬よりも副作用少ないとする研究がある一方でプラセボ上の効果見られないとする研究もある。コクランレビューによる2008年の報告 によると、これまでのエビデンスからプラセボ群より優れた効果示し標準的な抗うつ薬同等に効果があるが副作用小さいことが示唆されるという。ただし重度抑うつには効果が弱いとされるほか、同時に服用した他の効果干渉することがあるため注意が必要とされる

※この「ハーブの利用」の解説は、「うつ病」の解説の一部です。
「ハーブの利用」を含む「うつ病」の記事については、「うつ病」の概要を参照ください。

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