ハインリヒ72世 (ロイス=ローベンシュタイン=エーベルスドルフ侯)とは? わかりやすく解説

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ハインリヒ72世 (ロイス=ローベンシュタイン=エーベルスドルフ侯)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/01 22:40 UTC 版)

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ハインリヒ72世

ハインリヒ72世Heinrich LXXII., 1797年3月27日 - 1853年2月17日)は、ロイス=エーベルスドルフ侯(在位:1822年 - 1848年)およびロイス=ローベンシュタイン侯(在位:1824年 - 1848年)。ロイス=エーベルスドルフ侯ハインリヒ51世の息子。

ハインリヒ72世は1797年3月27日、ハインリヒ51世とその妃であったホイム侯ゴットヘルフの娘ルイーゼの間にエーベルスドルフで生まれた。1822年に父の死去によってロイス=エーベルスドルフ侯となった。さらに1824年に遠戚のロイス=ローベンシュタイン侯ハインリヒ54世が嗣子なく歿するとその遺領も継承し、以後彼の侯国はロイス=ローベンシュタイン=エーベルスドルフと称されるようになった。

自由主義的な改革を求める1848年革命が彼の侯国に波及すると1848年10月1日にハインリヒ72世は退位し、主権を相続人であった遠戚のロイス=シュライツ侯ハインリヒ62世へ譲渡した。ハインリヒ62世はロイス=シュライツとロイス=ローベンシュタイン=エーベルスドルフを統合し、国号をロイス=ゲーラ侯国(弟系ロイス侯国)と改めた。

退位後ハインリヒ72世はザクセン王国へ移り、1853年2月17日ドレスデンで死去した。

ハインリヒ72世の「72世」は、君主名に付けられる序数の中で最も大きい数として、ギネス・ワールド・レコーズに登録されている。序数がこれほど大きな数になっているのは、ロイス家では家法ですべての男子が「ハインリヒ」を名乗ると定めており、序数を付けてそれぞれを区別するという特殊な事情がある(ロイス家参照)。

先代:
ハインリヒ51世
ロイス=エーベルスドルフ侯
1822-1848
次代:
(弟系ロイス侯国へ統合)
先代:
ハインリヒ54世
ロイス=ローベンシュタイン侯
1822-1848
次代:
(弟系ロイス侯国へ統合)



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