ハイゲンスまたはホイヘンス(Huygens、略号H)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/07 09:31 UTC 版)
「接眼レンズ」の記事における「ハイゲンスまたはホイヘンス(Huygens、略号H)」の解説
片面が凸、片面が平面のレンズの大小2枚のレンズを組み合わせて作った2群2枚の接眼レンズ。1703年にクリスティアーン・ホイヘンスが発表した形式。望遠鏡ではハイゲンスあるいはハイゲン、顕微鏡ではホイヘンスと呼ばれることが多い。1865年ごろにモリッツ・ミッテンゼーがハイゲンス式の対物レンズ側のレンズをメニスカスレンズに代えて収差を軽減しミッテンゼーハイゲンスまたはミッテンゼーホイヘンス(Huygens-Mittenzway またはModified Huygens、略号HMあるいはMH)とした。レンズの接着剤の耐熱性が悪かった時代には、太陽観測用接眼レンズとして推奨された。
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