ネルソン記念柱とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ネルソン記念柱の意味・解説 

ネルソン記念柱

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/22 03:25 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
ネルソン記念柱
記念柱上部のネルソン像

ネルソン記念柱英語: Nelson's Column)はイングランドの首都ロンドントラファルガー広場中心に据えられているモニュメント。日本語ではネルソン記念碑、ネルソン記念塔とも称される。

1840年から1843年にかけてホレーショ・ネルソン提督の業績を記念するために建造された。高さ5.5mのネルソン像が頂上に据えられており、その台座としては高さ46mの大理石の柱が用いられている。像は南側、ウェストミンスター宮殿の方角を向いている。ローマに存在するアウグストゥスのフォルムを参考にして作られたコリントス様式の柱は、大砲から鋳造された青銅製のアカンサスの葉飾りで装飾されている。柱の周囲の路面はフランス軍から鹵獲した青銅のパネルで覆われており、ネルソンの生涯における4つの戦いを描写している。また、ネルソン像はフランスの方角を向いており、死して尚フランスに対して目を光らせている。

ネルソンの4大海戦

ウィリアム・レイルトンにより設計され、1838年にサミュエル・モートン・ペトにより建設された。2003年5月には中国によるチベットの占領に抗議して、柱の頂上からベースジャンピングが行われた。2005年9月に2012年オリンピックのロンドン開催が決定された際には柱の高さまであるポスターが掲げられた。

アイルランドの首都ダブリンにも1808年建設のネルソンの柱が存在したが、1966年IRA暫定派によって爆破された。

座標: 北緯51度30分27.8秒 西経0度07分40.7秒 / 北緯51.507722度 西経0.127972度 / 51.507722; -0.127972


「ネルソン記念柱」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ネルソン記念柱」の関連用語

ネルソン記念柱のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ネルソン記念柱のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのネルソン記念柱 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS