トーマス・アルスゴールとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > トーマス・アルスゴールの意味・解説 

トーマス・アルスゴール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/12 18:55 UTC 版)

獲得メダル

トーマス・アルスゴール
 ノルウェー
男子クロスカントリースキー
オリンピック
1994 リレハンメル 30km
1998 長野 4×10kmリレー
1998 長野 10km+15kmパシュート
2002 ソルトレイクシティ 10km+10kmパシュート
2002 ソルトレイクシティ 4×10kmリレー
1994 リレハンメル 4×10kmリレー
ノルディックスキー世界選手権
1995 Thunder Bay 4×10kmリレー
1997 Trondheim 4×10kmリレー
1999 Ramsau 10km+15kmパシュート
2001 Lahti 4×10kmリレー
2003 Val di Fiemme 30km
2003 Val di Fiemme 4×10kmリレー
1999 Ramsau 30km
1999 Ramsau 4×10kmリレー
1997 Trondheim 30km

トーマス・アルスゴール(Thomas Alsgaard、1972年1月10日 - )は、ノルウェーアーケシュフース県Flateby出身の元クロスカントリースキー選手。1990年代から2000年代にかけて国際大会で活躍、冬季オリンピックで5つの金メダルを獲得した。

プロフィール

アルスゴールは3歳からクロスカントリースキーの5歳児のレースに出場、年上の子供を破って優勝した。

1992-1993シーズンにクロスカントリースキー・ワールドカップデビュー、シーズン総合で20位となった。 1994年自国開催のリレハンメルオリンピックでは30kmで金メダルを獲得、10kmでは24位に終わったがリレーでは銀メダルを獲得した。

1995年ノルディックスキー世界選手権では10km21位、パシュート8位、リレー金メダル、50km27位の成績。自国のトロンハイムで開催された1997年ノルディックスキー世界選手権では30km銅メダル、リレーでは金メダルと活躍した。

1998年長野オリンピックではパシュートとリレーで金メダルを獲得、またこのシーズン、ワールドカップ総合優勝を果たした。

1999年ノルディックスキー世界選手権ではパシュートで金メダル、30kmとリレーで銀メダル、10kmで14位となった。

2001年ノルディックスキー世界選手権のリレーで金メダルを獲得、同年のホルメンコーレンスキー大会スプリントで優勝し、2001年のホルメンコーレン・メダルを受章した(同時受章はアダム・マリシュベンテ・スカリ)。

2002年ソルトレークシティオリンピックでは30km12位、パシュートとリレーで2冠に輝いた。2003年ノルディックスキー世界選手権でも30kmとリレーで優勝、このシーズンを最後に第一線を退いた。

その後は Alpina Sports社のテクニカルアドバイザーとしてスキーブーツの開発に携わるとともにノルウェー放送協会(NRK)のスポーツコメンテーターとして活動[1] している。 更にクロスカントリースキーの長距離レース「マラソンカップ」に度々出場、2010年1月10日にチェコ共和国で行われた50kmレースでは2位となった。 2011年1月のノルウェー選手権15kmクラシカルに出場したアルスゴールはナショナルチームの面々を破り、エルダル・ルンニン、マルティン・ヨンスルート=スンビーに次いで3位となる快挙を達成、ゴール後にはそのままNRKのコメンテーターとして解説の仕事に就いた[2]

脚注

  1. ^ Kirkebøen, Stein Erik (2009年1月5日付). “Ekspert-veldet” (ノルウェー語). Aftenposten. 2011年6月23日閲覧。
  2. ^ Kvamme, Sigve (2011年1月27日付). “«Kroppen skriker. Fryktelig sliten»” (ノルウェー語). Dagbladet.no. 2011年6月23日閲覧。

出典




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「トーマス・アルスゴール」の関連用語

トーマス・アルスゴールのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



トーマス・アルスゴールのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのトーマス・アルスゴール (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS