トクサ類の場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/05 02:28 UTC 版)
トクサ類の胞子は、茎の先端の松かさ状の部分に作られる。最もよく知られているのはツクシである。この部分は茎の回りに螺旋状に胞子葉が並んで作られている。個々の胞子葉は楯状になっており、その裏面に胞子のうを生じる。楯状の葉は互いに触れ合って外側の面を作るので、乾燥してこれに透間を生じて、そこから胞子が散布される。この形は針葉樹の花に似ている。
※この「トクサ類の場合」の解説は、「胞子葉」の解説の一部です。
「トクサ類の場合」を含む「胞子葉」の記事については、「胞子葉」の概要を参照ください。
- トクサ類の場合のページへのリンク