データベースへのアクセス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/02 16:40 UTC 版)
「Nemerle」の記事における「データベースへのアクセス」の解説
例えば、Nemerleのマクロを用いてSQL文を発行するコードは以下のように書くことができる。 ExecuteReaderLoop ("SELECT firstname, lastname FROM employee WHERE firstname = $myparm", dbcon, { System.Console.WriteLine ("Name: {0} {1}", firstname, lastname) }); これは、次の文の代わりに用いられる。 string sql = "SELECT firstname, lastname FROM employee WHERE firstname = :a"; NpgsqlCommand dbcmd = new NpgsqlCommand (sql, dbcon, dbtran); dbcmd.Parameters.Add("a", myparm); NpgsqlReader reader = dbcmd.ExecuteReader(); while(reader.Read()) { string firstname = reader.GetString (0); string lastname = reader.GetString (1); System.Console.WriteLine ("Name: {0} {1}", firstname, lastname) } reader.Close(); dbcmd.Dispose(); これは、ライブラリ中の幾つかの動作を隠すだけでなく、クエリ文字列や変数、データベースから返されたコラムがコンパイラによって理解され実行されるということを表している。ExecuteReaderLoopマクロは、プログラマが記述しなければならないコードと同等のコードを生成させることができる。またSQL文が正しいかどうかをコンパイル時に検査することも可能である。
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