デミー博士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/13 14:37 UTC 版)
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人物情報 | |
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生誕 | 出水 享 1979年??月??日 ![]() |
居住 | ![]() |
国籍 | ![]() |
出身校 | 長崎大学 |
学問 | |
研究分野 | 土木工学 |
学位 | 博士(工学) |
公式サイト | |
https://www.akira-demizu.com/ |
デミー博士(デミーはかせ、1979年 - )は、日本の土木学者(博士(工学))、土木タレント、YouTuber、 PRプロデューサー、環境プロデューサー、地域プロデューサー。
土木工学と広報の専門家として土木・建設業のPR活動や世界遺産・軍艦島の調査研究を行っている。 また、環境保全やSDGsへの取り組みを行っている。さらに地域活性化や地域操創生にも取り組んでいる。
来歴
長崎大学を卒業後、建設コンサルタント会社に勤務し、土木構造物の維持管理技術を習得[1]。
主な研究はイメージング技術や3D・VR技術を用いたインフラ構造物の防災技術の開発[1]。開発した技術が国土交通大臣表彰国土技術開発賞を受賞している[2]。
軍艦島研究家としても長年にわたって世界遺産・軍艦島の調査・研究を行っており、ドローンの空撮画像から軍艦島3Dデータ化に成功している[3][4][5]。「軍艦島3Dプロジェクト」でグッドデザイン賞を受賞している[6]。 2022年には日本テレビ「解禁コネコネクラブ」、フジテレビ「林治のニッポンドリル」に出演。204年にTBS日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」の監修を行っている。
人物
研究活動を行いながら土木・建設業のPR活動を行っており[7][8]、活動が土木学会土木広報大賞を受賞している[9]。土木タレント[7]として、YouTubeで動画配信[10]、テレビ出演、イベント出演[9][11]、講演[12][10]、執筆[9][12]など幅広く活動をしている。2022年から高校生写真部と連携して写真で土木の魅力を伝える「青春ビルドプロジェクト」や土木の日(11月18日)に全国の土木従事者や土木ファマンと連携してSNSで「土木」のワードをトレンドランキング1位を狙う「土木の日SNSアクション」、「土木を憧れの職業No.1」のイメージキャラクター「とぼイチ」など数多くのプロジェクトをプロデュースしている。2023年には、日本ダム協会からダムマイスターに認定されている。
2021年から環境ボランティア団体「team長崎シー・クリーン」を設立。長崎市野崎半島で「世界遺産・軍艦島が映える海を守ろう!」をテーマに環境美化、環境教育、ゴミアート制作、海洋生態系の保護などのプロデュースを行っている。2023年には、コカ・コーラ、環境教育賞最優秀賞を受賞。2024年には長崎県環境アドバイザー、2025年には環境省環境カウンセラーに認定されている。
地域活性化や地域振興に取り組んでおり、2023年には内閣府地域活性化伝道師、2024年には総務省地域力創造アドバイザーに任命され活動の幅がさらに広がっている。
主な賞歴
- 2012年 - プレストレストコンクリート工学会論文賞[2]
- 2014年 - 山田一宇賞(前田記念工学振興財団)[3]
- 2015年 - 道路と自動車論文賞(高速道路調査会)[13] グッドデザイン賞(日本デザイン振興会)[6]
- 2016年 - 国土交通大臣表彰・国土技術開発賞(国土技術研究センター)[2]
- 2018年 - 土木広報大賞優秀賞(土木学会)[9] 国土技術開発賞20周年記念創意開発技術大賞(国土技術研究センター)[1]
- 2019年 - 土木広報大賞準優秀部門賞(土木学会)[9]
著書
※執筆参加
- 増崎英明(編著)『今と昔の長崎に遊ぶ』九州大学出版会、2021年、ISBN978-4-7985-0310-3[9]
脚注
- ^ a b c d “プロフィール”. デミー博士. 2021年8月25日閲覧。
- ^ a b c “国土技術開発賞”. 国土技術開発技術センター. 2021年8月25日閲覧。
- ^ a b “軍艦島ブームの仕掛人、出水享とは何者か?”. ウィルオブ・コンストラクション. 2021年8月25日閲覧。
- ^ “「崩壊へのカウントダウンが始まった」世界遺産・軍艦島からの報告”. 日経XTECH. 2021年8月21日閲覧。
- ^ “「税金に頼らない保存を目指そう」世界遺産・軍艦島からの報告”. 日経XTECH. 2021年8月25日閲覧。
- ^ a b “軍艦島3Dプロジェクト”. グッドデザイン賞. 2021年8月25日閲覧。
- ^ a b “土木PRタレントデミー博士って何者?”. 長崎県土木部. 2021年7月閲覧。 エラー: 閲覧日は年・月・日のすべてを記入してください。
- ^ “噂のドボク応援チーム「デミーとマツ」って何者?”. 施工の神様. 2021年8月25日閲覧。
- ^ a b c d e f “土木広報大賞”. 土木学会. 2021年8月25日閲覧。
- ^ a b “爆破で噂のデミー博士 - YouTube”. www.youtube.com. 2021年8月25日閲覧。
- ^ “佐藤健寿トークショー『軍艦島と世界の廃墟』”. チトセピアホール. 2021年8月25日閲覧。
- ^ a b “「あいち土木の魅力・未来プロジェクト」講演会”. 国土交通省. 2021年8月25日閲覧。
- ^ “道路と自動車論文賞”. 高速道路調査会. 2021年8月25日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- 土木TV - YouTubeチャンネル
- デミー博士 (@demizuakira) - X(旧Twitter)
- デミー博士のページへのリンク