ディスタギール・サールとは? わかりやすく解説

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ディスタギール・サール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/09 13:50 UTC 版)

ディスタギール・サール
ウルドゥー語: دستاغل سر
ISSから見たディスタギール・サール
最高地点
標高 7,885 m (25,869 ft) [1]
19位
プロミネンス 2,525 m (8,284 ft) [1]
総称 ウルトラ・プロミネント峰
座標 北緯36度19分33秒 東経75度11分18秒 / 北緯36.32583度 東経75.18833度 / 36.32583; 75.18833座標: 北緯36度19分33秒 東経75度11分18秒 / 北緯36.32583度 東経75.18833度 / 36.32583; 75.18833[1]
地形
ディスタギール・サール
カシミール地方における位置
ディスタギール・サール
ディスタギール・サール (パキスタン)
所在地 パキスタン ギルギット・バルティスタン
所属山脈 カラコルム山脈ヒスパー山塊英語版
登山
初登頂 1960年6月9日 オーストリア隊(Günther Stärker, Diether Marchart)
最容易
ルート
氷河・雪・氷
プロジェクト 山

ディスタギール・サール(ウルドゥー語: دستاغل سر‎)は、パキスタンギルギット・バルティスタンカラコルム山脈にあるである。ヒスパー山塊英語版の最高峰であり、世界で19番目、パキスタンで7番目に高い山である。この山には、標高7400mを超える長さ約3kmの山頂があり、西峰7885m、中央峰7760m、東峰7696m(または7535m)の3つの山頂がある([1])。

登頂歴

ディスタギール・サールの初登頂は、1960年のオーストリア隊(Günther Stärker、Diether Marchart)によるものである。オーストリア隊は、南面の西部を登り、南西の尾根を越えて最高部に到達した。その3年前の1957年、イギリス隊は南と西から登頂に挑戦したが、悪天候のため失敗した。1959年のスイス隊も、南東の尾根上で悪天候のため撤退した。

最も高い西峰へは、1980年と1982年にオリジナルのルートで2回登頂されている。1988年と1998年に行われた、困難な北面からの登頂は失敗した。東峰は、1980年にポーランド隊が東面より初登頂され、その後1983年に登頂された。

関連項目

脚注

出典




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