テンペラによる絵画作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 14:00 UTC 版)
イタリアルネサンス早期のジョットからフラ・アンジェリコ、ボッティチェリなどがテンペラによる作品を残している。レオナルド・ダ・ヴィンチも『最後の晩餐』で使用したが、壁画には不向きな技法であり、耐久性を高めるための技術的試みも失敗して作品の劣化を早める結果となった。 油彩画の出現以来テンペラ画は絵画技術の表舞台から退いていたが、20世紀に入ると油彩との併用による混合技法を試みるパウル・クレーやカンディンスキーのような画家が現れる。アンドリュー・ワイエスの描いた純然たるテンペラ技法の作品により、テンペラは絵画技術としてさらに注目を浴びるようになった。 テンペラを使う日本の画家 佐藤一郎 赤木範陸(鑞テンペラ) 大矢英雄 平沢貞通(帝銀事件で死刑判決、再審請求中に病死) 建石修志 安達博文 匂坂祐子 小山右人 小川泰弘 妹尾一朗 瀬本容子
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