テルル鉛鉱とは? わかりやすく解説

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テルル鉛鉱

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/18 09:32 UTC 版)

テルル鉛鉱
ニューメキシコ州ドニャアナ郡のヒルトップ鉱山産出の標本。母岩全体に銀の鉱脈とテルル鉛鉱の斑点が見られる (大きさ: 3.5 x 2.9 x 1.9 cm)
分類 テルル化鉱物
シュツルンツ分類 2.CD.10
化学式 PbTe
結晶系 立方晶系
対称 Fm3m
モル質量 334.8 g/mol
晶癖 立方晶及び八面体晶もあるが、塊状や粒状として多く見られる。
へき開 立方体を形成する 3 方向に完全
断口 不平坦状
モース硬度 2.5 - 3
光沢 金属質
スズ白色から黄色がかった白色、銅黄色に変色
条痕 黒色
比重 8.2 - 8.3
文献 [1][2]
プロジェクト:鉱物Portal:地球科学
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テルル鉛鉱またはアルタイ鉱(Altaite)は、テルル化鉛からなる鉱物であり、黄白色で、等方性結晶構造を持つ。方鉛鉱と多くの性質を共有し、方鉛鉱グループの1つである。非常に高い密度を持つ。テルル鉛鉱や他のテルル化鉱物は、ダナ分類では、硫化鉱物に分類される。

1845年にアルタイ山脈で発見された。他に、カザフスタンのジリャノフスク、ウィスコンシン州プライス郡のリッチー・クリーク鉱床、カザフスタンのコチュブラク金鉱床、メキシコソノラ州のモクテスマ、チリコキンボ、その他で発見されている。

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