ツァイト (タンジェリン・ドリームのアルバム)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ツァイト (タンジェリン・ドリームのアルバム)の意味・解説 

ツァイト (タンジェリン・ドリームのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 23:13 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
ツァイト
タンジェリン・ドリームスタジオ・アルバム
リリース
録音 1972年5月
ジャンル クラウトロックエレクトロニカ、スペース・ミュージック
時間
レーベル オール
プロデュース タンジェリン・ドリーム
タンジェリン・ドリーム アルバム 年表
アルファ・ケンタウリ
(1971年)
ツァイト
(1972年)
アテム
(1973年)
テンプレートを表示

ツァイト』(Zeit、旧邦題『われら、時の深渕より叫びぬ!』)は、ドイツの電子音楽グループ、タンジェリン・ドリームによる3作目のアルバム。彼等の作品としては初の2枚組アルバムである。1972年8月にリリースされ、ピーター・バウマンをバンドに迎えた最初の作品となっている。副題は「Largo in Four Movements」。

概要

本作は、前2作に比べ、より緩やかで非旋律的、宇宙的なサウンドとなっている。『オール・ミュージック』誌は本作を、「タンジェリン・ドリームに於ける『スペース・ミュージック』の最も純粋な表現であり、この2枚組アルバムは、一つの旋律から次の旋律へとたゆたうように満ち引きしていく。クラシック的な構造を取り、1つのテーマが文字通り溶けるに連れて、次のセクションへと進んでいくように構成されている」と評した。批評家はしばしば、本作をダーク・アンビエントの最初期の例として評価している。

同じドイツのバンドであるポポル・ヴーのフローリアン・フリッケがモーグ・シンセサイザーの演奏で、4人のチェロ奏者が冒頭の「輝けるプレアデスの誕生」にて、それぞれ参加している。

なお、「Zeit」はドイツ語で「時」を意味する。

曲目

全トラックに於いてエドガー・フローゼクリストファー・フランケピーター・バウマン

サイド 1

  1. 輝けるプレアデスの誕生 - "Birth of Liquid Plejades" 19:54

サイド 2

  1. めざめゆく未明の宇宙 - "Nebelous Dawn" 17:56

サイド 3

  1. 超自然の起源 - "Origin of Supernatural Probabilities" 19:34

サイド 4

  1. ツァイト(時) - "Zeit" 16:58

パーソネル

タンジェリン・ドリーム

旧タンジェリン・ドリーム

  • スティーヴ・シュロイダー - オルガン(「Birth of Liquid Plejades」のアウトロ)

アディショナル・ミュージシャン

  • フローリアン・フリッケ - モーグ・シンセサイザー(「Birth on Liquid Plejades」)
  • ザ・ケルン・チェロ・カルテット - チェロ(「Birth of Liquid Plejades」のイントロ)

クレジット

  • ディーター・ディエクス - レコーディング・エンジニア
  • エドガー・フローゼ - カバー・アート
  • モニーク・フローゼ - カバー&スリーヴ・·フォトグラフィー

脚注

[脚注の使い方]

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  ツァイト (タンジェリン・ドリームのアルバム)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ツァイト (タンジェリン・ドリームのアルバム)」の関連用語

ツァイト (タンジェリン・ドリームのアルバム)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ツァイト (タンジェリン・ドリームのアルバム)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのツァイト (タンジェリン・ドリームのアルバム) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS