チオール-S-メチルトランスフェラーゼとは? わかりやすく解説

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チオール-S-メチルトランスフェラーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/04/09 22:51 UTC 版)

チオール-S-メチルトランスフェラーゼ
識別子
EC番号 2.1.1.9
CAS登録番号 9029-81-6
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB structures
遺伝子オントロジー AmiGO / EGO

チオール-S-メチルトランスフェラーゼ(thiol S-methyltransferase)は、次の化学反応触媒する酵素である。

S-アデノシル-L-メチオニン + チオール S-アデノシル-L-ホモシステイン + チオエーテル

この酵素の基質はS-アデノシル-L-メチオニンチオールで、生成物はS-アデノシル-L-ホモシステインチオエーテルである。

この酵素は転移酵素の一つで、特に一炭素基を転移させるメチルトランスフェラーゼである。組織名はS-adenosyl-L-methionine:thiol S-methyltransferaseで、別名にS-methyltransferase、thiol methyltransferase、TMTがある。

参考文献

  • Borchardt RT, Cheng CF (1978). “Purification and characterization of rat liver microsomal thiol methyltransferase”. Biochim. Biophys. Acta. 522 (2): 340–53. PMID 623768.
  • Bremer J and Greenberg DM (1961). “Enzymic methylation of foreign sulfhydryl compounds”. Biochim. Biophys. Acta 46 (2): 217–224. doi:10.1016/0006-3002(61)90746-6.
  • Weisiger RA, Jakoby WB (1979). “Thiol S-methyltransferase from rat liver”. Arch. Biochem. Biophys. 196 (2): 631–7. doi:10.1016/0003-9861(79)90317-5. PMID 485170.



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