チオエーテルとは? わかりやすく解説

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スルフィド

(チオエーテル から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/19 16:23 UTC 版)

スルフィドの一般構造式
ジスルフィドの一般構造式

スルフィド: sulfide, sulphide)は二価の硫黄が2個の有機基で置換された有機化合物である。その構造は R−S−R' で表され、エーテル酸素硫黄で置換した構造であることから、チオエーテル (thioether)とも呼ばれる。

一方、硫黄原子はカートネーション性を示す元素であることから、R−SS−R' や R−SSS−R' など硫黄原子が線形に連結した化合物も存在し、それらはジスルフィド (disulfide)、トリスルフィド (trisulfide)と硫黄原子の連結数に応じて呼ばれる。

化合物の二つの部分構造がジスルフィドで連結されている場合、当該部分はジスルフィド結合と呼称される。

命名




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