ダブラーの出現
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/09/12 21:09 UTC 版)
「フェルミオン・ダブリング」の記事における「ダブラーの出現」の解説
簡単のために自由場 (Uμ=1 )として、格子フェルミオンの作用を位置表示から運動量表示へ変換すると、 である。場の量子論における伝播関数の極は粒子の存在を表すから、上式の分母にあるsinは4次元空間において16個のダブラーが存在することを意味している。すなわち、4成分運動量pμに対して、p=(0,0,0,0)に加えて、p=(π/a,0,0,0)、(0,π/a,0,0)、……、(π/a,π/a,π/a,π/a)という計16個の解が存在する。
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