タルマシリンとは? わかりやすく解説

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タルマシリン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/20 00:41 UTC 版)

アラーウッディーン・タルマシリン(Älâ'ud-Dīn Tarmashīrīn、? - 1334年)はチャガタイ・ハン国ハン(在位:1326年[1][2]or1331年[3] - 1334年)。チャガタイ・ハン国の15,17代目君主ケベクの弟にあたる[4]。「アラーウッディーン」はイスラム教に改宗した際の尊称であり[5]、「タルマシリン」は仏教に由来するサンスクリットの「ダルマシュリー(Dharmasri)」が原形だと考えられている[2]


  1. ^ ルネ・グルセ『アジア遊牧民族史』下(後藤富男訳, ユーラシア叢書, 原書房, 1979年2月)、545頁
  2. ^ a b Barthold『Four studies on the history of Central Asia』、134頁
  3. ^ 川口琢司『ティムール帝国』(講談社選書メチエ, 講談社, 2014年3月)、34頁
  4. ^ バットゥータ『大旅行記』4巻(家島訳注)、238頁
  5. ^ バットゥータ『大旅行記』4巻(家島訳注)、237-238頁
  6. ^ 堀川「モンゴル帝国とティムール帝国」『中央ユーラシア史』、201頁
  7. ^ ドーソン『モンゴル帝国史』6巻、319-320頁
  8. ^ a b 佐藤、中里、水島『ムガル帝国から英領インドへ』、50,52頁
  9. ^ ドーソン『モンゴル帝国史』6巻、234頁
  10. ^ a b バットゥータ『大旅行記』4巻(家島訳注)、244頁
  11. ^ バットゥータ『大旅行記』4巻(家島訳注)、222,460頁
  12. ^ 堀川「モンゴル帝国とティムール帝国」『中央ユーラシア史』、202頁
  13. ^ バットゥータ『大旅行記』4巻(家島訳注)、222-223,460頁
  14. ^ バットゥータ『大旅行記』4巻(家島訳注)、181-185頁
  15. ^ 川口 2007p,35


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