ズメイの恋人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 15:14 UTC 版)
ブルガリア民謡で好まれるモチーフに、ズメイの恋人がある。雄の竜が人間の女性と結婚し地底の世界に連れ去る、あるいは雌の竜(ズメイツァ)が牧童に恋焦がれる話などが定番である。ズメイに愛された女性は、物思いに耽け、やつれ、青白くなり、自己放棄な状態に陥るといわれ、これを治癒するにはしかるべく薬草を煮出した湯に入浴するしかないという迷信がある。 セルビアにも叙事詩「ミリッツァ妃とヤストレバツの竜」( 原題:セルビア語: Царица Милица и змај од Јастрепца, Tsaritsa Militsa i zmay od Yastreptsa) があるが、その民話版が「ミリッツァ妃と龍」の題名で和訳されている。
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