スラローム (スノーボード)とは? わかりやすく解説

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スラローム (スノーボード)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/20 12:39 UTC 版)

スラロームは、スノーボード競技のアルパイン種目の1つである。SLと略される。バイク・車などに使われるスラロームと同じでジグザグの意味である。ここでは、スノーボード競技の種目について解説する。

概要

スラロームはアルパイン種目の中でも、最もフラッグの間隔が狭い種目である。それだけに、素早く正確なターン技術が要求されるため、ジャイアントスラロームやスーパーGの「スピード系種目」と比較して、「テクニカル系種目」とも呼ばれる。

コース

セッターと呼ばれるコース設定の技術者が、コース上に三角フラッグをそれぞれポールを2本用いて左右に振って複数立てる。通常は15-50ターンの間で設定される。

以前はスキーと同じく、滑走ライン側に立てるインポールも、滑走ラインの反対側に立てるアウトポールもロングポールを使用していたが、現在ではインポールはショートポールが使われている。

フラッグは赤と青が一般的だが、ほかの色が使われることもある。通常、白など雪と同化して見えにくい色はルールで規制されている。

近年は、同じコースを左右に並べて設置し、同時に2人が滑走して勝ち上がり形式で行う「デュアル・スラローム」(略DU)が主流となっている。

装備

通常はアルパインボードという固めで細めのスノーボードに、プラスチック製のハードブーツを使用する。競技会によってはフリースタイル種目用のスノーボード専用のクラスが設けられることもある。

競技

アウトポールとインポールを結ぶ線のインポール側の延長線上を滑り、タイムを競う。インポールへ乗り上げたり、踏み倒したりした場合は不通過により失格となる。

通常は2本滑り、その合計時間で順位を決定する。2本目のフラッグ設定は変える場合が多い。

関連項目


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