スパニングツリープロトコルの発展形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 00:37 UTC 版)
「スパニングツリープロトコル」の記事における「スパニングツリープロトコルの発展形」の解説
スパニングツリーの動作上の欠点として、収束までの時間が長いことや、VLANを構成する環境での動作が難しいことが挙げられる。収束までの時間短縮を図った規格として、IEEE 802.1wにラピッドスパニングツリープロトコル(Rapid Spanning Tree Protocol、RSTP)が、またVLAN環境での動作を考慮した規格として、IEEE 802.1sにマルチプルスパニングツリープロトコル(Multiple Spanning Tree Protocol、MSTP)が、それぞれ規定されている。なお、IEEE 802.1s は後に IEEE 802.1Q に統合されている。 RSTPによって、通常のSTPが(ネットワークの大きさにもよるが)40〜50秒かかる収束時間を、数秒に抑えることができる。
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