スティーブ・デイカス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/26 07:40 UTC 版)
スティーブン・ヘイズ・デイカス(Stephen Hayes Dacus、1960年11月7日 - )はアメリカ合衆国出身の実業家、米国公認会計士。マスターフーズ社長、ファーストリテイリングシニア・バイス・プレジデント、西友最高経営責任者兼ウォルマート・ジャパン・ホールディングス最高経営責任者、スシローグローバルホールディングス会長等を経て、セブン&アイ・ホールディングス最高経営責任者。
人物・経歴
カリフォルニア州生まれ[1]。母親は日本人、日本での滞在も長く、日本語も堪能で流暢とされる[2]。1983年サンディエゴ州立大学卒業[3]、ノースロップエアクラフト入社[4]。米国公認会計士であり[5]、クーパース&ライブランド(現プライスウォーターハウスクーパース)を経て、1994年マース入社[4]。
2001年マスターフーズプレジデント。2005年からファーストリテイリング・シニア・バイス・プレジデントを務め、海外ユニクロ事業を担当した[4][6]。2007年ウォルマート・シニア・バイス・プレジデント[4][1][7]。
2010年西友COO兼ウォルマート・ジャパン・ホールディングス・エグゼクティブ・バイス・プレジデント。2011年から西友CEO兼ウォルマート・ジャパン・ホールディングスCEOを務め[4][3]、厳しい経営環境が続く中、6期連続の増収増益を実現した[8]。2016年スシローグローバルホールディングス代表取締役会長兼スシローUSAマネージャー[4]。2018年ペルミラ・アドバイザーズ・シニア・アドバイザー[7]。
2022年セブン&アイ・ホールディングス取締役[9]。2024年セブン&アイ・ホールディングス取締役会議長[10]。2025年セブン&アイ・ホールディングス代表取締役社長最高経営責任者(CEO)、7-Eleven, Inc. Director、7-Eleven International LLC Director[11]。日本経団連理事なども務めた[12]。
脚注
- ^ a b 「西友CEOスティーブ・デイカスさん――新PB、じっくり進化(トップの戦略) 」日経メッセ [リンク切れ]
- 西友CEOスティーブ・デイカスさん――新PB、じっくり進化(トップの戦略) at the Wayback Machine (archived 2018-08-29) - リテールテック Japan
- ^ 2025年3月3日放送WBSでの記者・経済班企画キャップ阿部欣司の解説・コメント
- ^ a b 西友CEOにデイカス氏 野田氏は退任 日本経済新聞2011/6/20付
- ^ a b c d e f 3563 スシローグローバル HD訂正有価証券届出書2017/03/21 15:00
- ^ 西友CEO兼ウォルマート・ジャパン・ホールディングスCEOスティーブ・デイカス店舗数、M&A、総菜、ネットスーパーいよいよ拡大路線に舵を切る!ダイヤモンドオンライン2011.10.14
- ^ 2006年4月13日、ユニクロ事業の海外戦略、スティーブン・デイカス
- ^ a b 「スティーブ・デイカス」ペルミラアドバイザーズ - [リンク切れ]
- ^ 「【新トップ】西友の新CEO・上垣内氏、7期連続の増収増益に全力「差別化できる」」産経biz
- ^ 役員の異動に関するお知らせセブン&アイ・ホールディングス
- ^ “セブン、取締役会議長にデイカス氏 米ファンドは賛同”. 日本経済新聞. (2024年4月18日) 2024年5月30日閲覧。
- ^ 役員の異動及び再任ならびに取締役会議長及び筆頭独立社外取締役の選定に関するお知らせセブン&アイ・ホールディングス
- ^ [1]
外部リンク
|
|
|
|
|
|
- スティーブ・デイカスのページへのリンク