ジョン・シャックルトンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ジョン・シャックルトンの意味・解説 

ジョン・シャックルトン

(ジョン・シャクルトン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/25 20:57 UTC 版)

ジョン・シャックルトン
John Shackleton
誕生日 不明
死没年 1767年3月
死没地 イギリスロンドン
テンプレートを表示
シャックルトン作、ジョージ2世、1757年7月6日以前、[1]、バッキンガム宮殿象

ジョン・シャックルトン英語: John Shackleton1767年3月14日/16日没)は、グレートブリテン王国の画家。1749年から1767年まで主席宮廷画家を務めた。

生涯

出自、両親についてはオックスフォード英国人名事典でも不明だとしている[2]。1730年より国王ジョージ2世、王妃キャロライン・オブ・アーンズバックなど王家の肖像画で知られるようになり[3]、1749年3月7日に主席宮廷画家に任命された[2]

「美術・工芸振興協会(Society for the Encouragement of Arts, Manufactures and Commerce)」として発足したロイヤル・ソサエティ・オブ・アーツの会員に1758年3月8日になり[2]、イギリスにおける最も権威ある美術家団体のロイヤル・ソサエティ・オブ・アーツの母体となる美術家団体「イギリス芸術家協会(Society of Artists of Great Britain)」の展覧会に1763年から1766年まで参加した。ロイヤル・ソサエティ・オブ・アーツが発足するのはシャックルトンが亡くなった後の1768年である。

1767年3月14日または16日にロンドンで死去した[2]

家族

1742年10月25日、メアリー・アン・レグニア(Mary Ann Regnier)と結婚した[2]

評価

英国人名事典はシャックルトンによる肖像画を「ぎこちなく、つまらない」(stiff and uninteresting)と評した一方、本人に似ていないわけではないとした[3]

ギャラリー

上記のほかにも1755年[5]と1758年頃[6]のジョージ2世の肖像画が現存する。

出典

  1. ^ "George II (1683-1760)". Royal Collection Trust (英語). 2019年8月2日閲覧
  2. ^ a b c d e Herring, Sarah (3 January 2008). "Shackleton, John". Oxford Dictionary of National Biography (英語) (online ed.). Oxford University Press. doi:10.1093/ref:odnb/25186 (要購読、またはイギリス公立図書館への会員加入。)
  3. ^ a b Cust, Lionel Henry (1897). "Shackleton, John" . In Lee, Sidney (ed.). Dictionary of National Biography (英語). Vol. 51. London: Smith, Elder & Co. p. 337.
  4. ^ "Henry Pelham". National Portrait Gallery (英語). 2019年8月2日閲覧
  5. ^ "George II, 1683 - 1760. Reigned 1727 - 1760". National Galleries Scotland (英語). 2019年8月2日閲覧
  6. ^ "George II, 1683 - 1760. Reigned 1727 - 1760". National Galleries Scotland (英語). 2019年8月2日閲覧
宮廷職
先代
ウィリアム・ケント
主席宮廷画家
1749年 – 1767年
次代
アラン・ラムゼイ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ジョン・シャックルトン」の関連用語

ジョン・シャックルトンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ジョン・シャックルトンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのジョン・シャックルトン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS